6月21日、東京都品川区の日本マイクロソフト本社で、#SVFT(Skyland Ventures Fest Tokyo)が初開催された。
同イベントはインターネット関連のベンチャー企業を支援する投資ファンドSkyland Venturesが主催。”Global STARTUPS meet Global TALENTS”をテーマに 国内 外の20人のスピーカーが登壇、数十か国からIT関連の起業家、投資家、学生など数百人が参加し、全セッションが英語で行なわれた。
基調講演の最初のセッションでは、Slyland Ventures 代表の木下慶彦氏とLINEの元代表取締役社長で、先日C Channelを創業した森川亮氏の対談も英語で行なわれた。
森川氏は、LINEのCEOを退いた後にC Chanelという動画メディアを立ち上げた理由について「エネルギー分野などにも興味もあったがそれらの分野には経験がなく、自分の放送業界での経験を積んできたメディアに取り組むことにした」と語った。また木下氏の、若い女性向けの媒体をつくるのは難しいのでは、という質問には PC時代はビジネス成功のためにオタクや技術者の取り込みが必須だったが、モバイル全盛の現在には若い人や女性に向けたサービスが必要になってきた。女性向けの媒体をつくることは自分には難しい、しかし動画メディアは変化していて挑戦すべきと考えた。」とターゲットを定めた理由を語った。
その他、ポケットスーパーノヴァのオスカー・ノリエガCEOが動画アプリのグローバル展開について語ったほか、スラッシュアジアCEOのアンティ・ソンニネン氏、SIGアジアインベストメントのティム・ゴンCEOなどが登壇。20のセッションが実施。会場近くのコーナーではプレテーションを終えた登壇者が、参加者を交えて議論を交わすファイヤーサイドチャットも行われた。
展示会場では、アプリ博も同時開催。出展者は、アプリ以外にもヴァーチャルリアリティやさまざまなサービスを、来場者した起業家や投資家、IT関係者らにアピールしていた。
イベントの最終セッションとして、「スタートアップ・バトル」が実施され、国内外10社のスタートアップが自社サービスをプレゼンテーションした。優勝したShippaboには1万5000米ドルが贈られた。
★STARTUP BATTLE の模様はイベントレジストブログに掲載中。
アプリ博レポートや同イベントを主催したSkyland Ventures 木下氏のインタビューは近日中に掲載する。