感覚値を記録し相互理解して参加する ビジネスイノベーション Japan 2024 夏 “ 東京
- 2024/5/30
- Interview
感覚値を記録し相互理解して参加する
ビジネスイノベーション Japan 2024 夏 “ 東京
-エバーリッジ株式会社 展示会事業部広報・マーケティング G 細野 悠次郎 さん
6月11日から3日間、「ビジネスイノベーション Japan 2024 夏 東京」が開催される。あと 1ヶ月ほど先と思いきや、5月13 日からウェビナーが先行スタート予定。参加方法から展示会の価値にイノベーションを起こしているエバーリッジ株式会社の細野悠次郎さんに同展の歩き方を教えていただいた。
「ビジネスイノベーション Japan」は、東京で春・夏・秋、大阪で冬に開催されている展示会だ。企業の経営課題を解決するための多彩なソリューションが一堂に集う。
今夏の東京展は「経営支援 EXPO」「働き方改革 Week」「人材育成・採用支援EXPO」「ウェルビーイング EXPO」「SDGs・ESG 支援 EXPO」「AI World」「販促支援Week」と7つの展示会で構成される。 (公式サイト : https://www.bizcrew.jp/expo/bij-tokyo)
「生成 AI や ChatGPT のビジネス活用が注目される現在、それらの製品を体験できる『AI World』が見所です。さらに併設展にも足を運んでいただくことで、AI 製品による業務効率化や生産性向上だけではなく、来たる AI 時代の経営企画や働き方、人材育成・採用などについて考える機会にもなれば幸いです」と細野悠次郎さん(エバーリッジ株式会社 展示会事業部 広報・マーケティング G)は説明する。
また、「出展社から言われて嬉しかったことは『展示会というのは認知やリード獲得の場だと思っていた。この展示会ではウェビナーで事前に知っていただいている方が多くホットな状態で商談に入れ、その場で成約に繋がったこともある』と言われたこと」と続ける。
商談型の展示会も多いなか、出展社と来場者のマッチング率を上げることが主催者にとっての課題だ。
同社では展示会の約1ヶ月前に希望する出展社に無料オプションで 15 分のウェビナー動画による事前アプローチの機会を設けている。ポイントは、1 社ずつの視聴スタイルではなく、動画の内容に合わせ、テーマごとのウェビナーとして主催者がまとめ編集をしている点だ(写真右)。こうした工夫で例えば15 分1社の動画を5社での1ウェビナーとして展開する。
もう一つの特徴としては、展示会中、来場者の入退場情報をリアルタイムで出展社に開示している点だ。出展社は、会場にいる来場者の役職や部署などの属性を見て出展ブース内の人員配置や用意する資料を変えるなど戦略的にアプローチできる。
また、出展社・来場者双方ともマッチングごとに5段階評価やメモとして記録するなどのデータ活用ができる。
「デジタル」×「リアル」の力で、イベントマーケティングに変革を起こそうとしている同社。「PR の苦手な企業やリソースが足らず PR にまで手が回らない企業に、新規顧客獲得の場として活用してほしい。また、自社の経営に課題を感じている来場者には、経営課題を解決する製品や良いビジネスパートナーとの思わぬ出会いを提供できたら嬉しい」と話す
開催概要
「ビジネスイノベーション Japan 2024 夏東京」
会期:2024 年6月11日(火)~ 13 日(木)10:00 ~ 17:00
会場:東京ビッグサイト 南1~4/西3・4