FOOD TAIPEI 2024 展示会レポート:最新食品技術とエコフレンドリー製品

FOOD TAIPEI 2024:最新食品技術とエコフレンドリー製品

本日は台湾で開催されているFOOD TAIPEI 2024の展示会レポートをお届けします。会場の様子は展示会営業コンサルティングの清永健一さんが現地からお伝えします。

FOOD TAIPEI 2024は、生鮮食品、農産物、食肉加工品、健康食品、冷凍食品、飲料など、食品・飲料関係の展示会で、台北の南港展示ホールで開催されています。台湾貿易センターが主催するこの展示会は、アジア最大級の食品展示会です。

清永さんは現地のブースを紹介しており、日本企業のパビリオンから始め、各国のブースを巡っています。例えば、スペインのブースでは美味しいハムが提供されており、熊本県のブースでは半導体TSMCとの縁から出展していることが紹介されました。また、台湾の展示会は、日本の展示会とは違い、スーツ姿の人が少なく、普段着で真剣に商談をしている様子が見られました。

台湾では家庭での料理が少なく、外食が多いため、朝食向けの商品はあまり受けないという現地の特性も紹介されました。また、日本語のパッケージがそのままの方が品質が高いと評価されることが多いそうです。さらに、健康志向も台湾で重要視されている点が強調されました。

清永さんは、試食が重要であることや、試食後にQRコードを使ってLINEやFacebookグループへの登録を促す方法が効果的だと述べました。これにより、展示会での商談がその後のビジネスに繋がりやすくなります。

展示会の初日は多くの来場者で賑わい、日本のFOODEXに似た雰囲気があります。台湾は国際色豊かで、いろいろな国のブースが出展しており、展示会全体が非常に活気に満ちています。

 

文字おこし

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6月26日ですね、時刻は午後5時を回りました。月刊イベントマーケティングの田中です。本日の展示会レポートは、なんと海外、台湾で開催されていますFOOD TAIPEI 2024の様子を、会場から展示会営業コンサルティングの清永健一さんにお伝えしてもらいます。

FOOD TAIPEI 2024は、生鮮食品、農産物、食肉加工品、健康食品、冷凍食品、飲料など、食品・飲料関係の展示会で、その名の通りの展示会になっております。会場は台北の南港展示ホールで、主催は台湾貿易センターさんということになっております。

それでは早速、現地の清永さんをお呼びしたいと思います。清永さん、こんにちは。田中です。日本の皆さん、こんにちは。展示会場からお伝えします。よろしくお願いします。そちらの様子はいかがですか?

こんにちは、田中さん。ここはたくさんの人で賑わっています。今、僕は台湾の南港展示場、TaiNEXという場所の2号館の4階にいます。日本の展示会とは少し違った雰囲気ですね。電波が少し悪いかもしれませんが、大丈夫ですか?

すみません、少し電波が途切れましたが、今は問題なく聞こえます。南港展示場の1号館と2号館は、それぞれ1階と4階が展示会場になっています。ここで最も盛り上がっているのは1号館の1階だと思います。ここには日本の企業が出展しているパビリオンがあり、多くの国のブースも並んでいます。

たとえば、ここはグアテマラのブースですね。台湾には様々な国が出展しており、各国の特色が感じられます。台湾と国交のある国々が優先的に出展しているという話も聞きました。

政治的な事情も関係しているのですね。普通はなかなか見られない国々のブースがあるので、とても興味深いです。日本から来場しても、面白い発見がたくさんあると思います。

そうですね。会場には日本人も多く見かけますし、日本のブランドも多数展示されています。例えば、アメリカのブースもありますが、国ごとの合同出展が多いフロアです。

雰囲気は日本の展示会に似ていますか?実際、FOOD TAIPEIは日本のFOODEXに似た雰囲気があると思います。1号館の1階には、食品機器の展示が多く、これは日本の展示会と同じような感じです。食品だけでなく、加工機械なども展示されています。

ここは触りの部分ですが、ベトナムのブースなどもあります。日本時間で今は午後5時ですが、台湾は1時間早いので、こちらは午後4時です。もう少し前はもっと多くのお客さんがいましたが、今は少し落ち着いています。

台湾の展示会は何時までやっているのですか?

今日は午後6時まで開いていると思います。あと2時間ほどですね。試食があるブースには、人が集まるのも日本と同じです。

ここにスペインのブースがあり、さっき僕がいただいたのですが、とても美味しかったです。すでに人気で品切れ状態になっています。先ほどもらったハムはすぐになくなってしまいました。

さて、そのブースのアテンドをしている人は台湾の人が多いのでしょうか、それとも現地から来ている人が多いのでしょうか?

台湾の人が多いですね。正確には、台湾の人が一人いて、現地の通訳権みたいな役割を果たしている感じです。現地の卸業者と一緒に出展している場合が多いですね。メーカーの名前を出しているけど、現地の商社さんやディストリビューターさん、インポーターさんがメインで対応しているケースも見られます。

やはりそうですよね。実際に商品を購入する際には、食べ物なので流通が重要ですから、現地の業者が関わっているのは理にかなっています。また、現地の卸業者に「頑張っているよ」とアピールするために出展しているという雰囲気もあります。

ここは福島県のブースです。福島からも出展されています。福島は震災や原発問題の影響で風評被害がありましたが、台湾ではそういった問題は少ないようです。福島産の食品も積極的に出展されており、歓迎されています。

ブースには「おめでとう」の花が飾られていて、取引先からの祝福の意を表しています。これは台湾独特の文化かもしれません。多くのブースが花で飾られており、出展するメーカーにとっての祝い事も兼ねているようです。

ここは台湾の中小企業支援区域で、台湾の中小企業が出展しています。単独出展もありますが、主に支援区域としてのブースが多いです。日本の展示会とは似ている部分もあり、食品業界の方々が海外展示会に参加する際の参考になるかもしれません。

台湾の展示会場では、日本語を話す人も多いですが、英語で話しかけると日本語で返してくれるケースもあります。日本語が非常に上手な台湾人も多く、貿易国としての特性が感じられます。

こちらがジャパンパビリオンです。桜の装飾が施されていて、とても目立ちます。ここには6社ほどの日本企業が出展しています。いろんな商品が並んでいるので、先頭から見ていきましょう。

先ほどのスタート地点に戻りますね。ここが入り口なんですけど、大きいですね。入り口を入ると、すぐにジャパンパビリオンが見えます。

ここがジャパンパビリオンの入り口で、入るとすぐに日本の企業ブースが広がっています。全体が見渡せる感じで、ここにはコーヒーやお米、おそばなどが展示されています。

こんにちは、おそばですか?はい、福井県の生そばですね。ありがとうございます。いただきたいのですが、私はそばアレルギーなので、申し訳ありませんが退散させていただきます。

後ろを向くと、今度は熊本のブースが見えます。熊本県が単独で出展しているようですね。これは面白いです。熊本と台湾の関係は半導体のTSMCなどで深く結びついていますが、その流れで食のブースも出展しているようです。

ここは試食ができるブースで、まるでお土産屋さんのように様々なものが並んでいます。どんどん試食を勧められて、人が集まっています。

日本と違う点や台湾ならではの出し方で気づいたことはありますか?

台湾の人はあまり家で料理をしないそうで、外食が多いそうです。なので、家での朝食向けの商品はあまり受けないかもしれません。また、日本語のパッケージがそのままの方が喜ばれることが多いです。日本語=高品質というイメージがあるそうです。

健康志向も台湾では重要視されているので、それを意識した商品が好まれるようです。この辺りは日本でも同じですが、台湾なりの受ける見せ方があります。

私が個人的に感じたことが2つあります。まず、試食が非常に重要ですが、試食だけでは商売に繋がらないので、その後どうやって繋げていくかが大事です。例えば、QRコードを使ってLINEやFacebookグループへの登録を促す方法が良いと思います。台湾ではLINEの普及率が高いので、LINE公式アカウントに登録してもらって情報提供を続けるのが効果的です。

試食をしてもらったら、必ずLINE登録に繋げるなど、しっかりとしたフォローアップが重要です。

いろいろなブースでお話を聞いていて、「どういったところと出会いたいのですか?」と聞くと、大きく分けて2つありますね。バイヤーと卸業者です。どちらも求めているというところもありますが、バイヤーさん大歓迎とかディストリビューター求むとか、そういったことを大きく表示しておくと、相手も反応しやすいのではないかと思います。

そうですね、自社で流通のネットワークがあるかないかによって、関係ないバイヤーさんもいるかもしれないですからね。そういったところを考慮すると、分かりやすい表示が必要だと思いました。

台湾なのに、いろいろな国のものがあるので、台湾なのかどうか分からないような、不思議な空間だなと思いました。今日が初日ですから、明日以降はもっと人が来るのではないかと思います。会場は東京ビッグサイトの南館を抜いたくらいの広さでした。来場者数もFOODEXと同じくらいで、約8万人を見込んでいるそうです。

日本と違って、スーツの人はほとんどいないですね。真剣に「これいくらですか?」とか「どのくらい輸出するのか?」ということを相談しているような光景は、普段着で行われています。日本だと、食品展示会でもスーツ姿が多いですが、その辺りが違うと感じました。

ありがとうございます。こちらこそありがとうございます。ということで、大体一周してみましたが、良さそうな感じは伝わりましたか?

そうですね、不思議な感じがします。台湾にいるはずなのに、どこの国なのか分からない感覚があります。しかし、出展者の皆さんがたくましく頑張っている姿が見られて、好感が持てました。

了解しました。せっかくの台湾ですから、エンターテイメントも楽しんでいただければと思います。

ありがとうございます、そのつもりです。よろしくお願いします。ありがとうございました。

ということで、今回の展示会レポートは台湾から、FOOD TAIPEI 2024の様子を展示会営業コンサルティングの清永健一さんにお伝えしてもらいました。このように、このチャンネルでは国内外の展示会の様子をお届けしていますので、ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします。最後までご視聴いただき、ありがとうございました。

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