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緊急事態宣言解除、イベント再開は100人程度から段階的に
2020年5月25日午後、安倍首相が記者会見を行い、緊急事態宣言の全面解除を表明。安倍首相は、「欧米の爆発的な感染拡大発生や、世界中で現在も日々10万人を超える新規の感染者が確認され、2カ月以上にわたり都市封鎖などの措置が講じられている国もあるなか、日本ではわずか1カ月半で今回の流行をほぼ収束させることができた」と解除基準を全国的にクリアしたと判断を明らかにした。
緊急事態宣言全面解除後の次なるステージとして、新しいやり方で、日常の社会経済活動を取り戻していくこと、コンサートや演劇など文化芸術イベント、スポーツや観光旅行などの再開についても言及。プロ野球は来月から無観客で再開、コンサートや各種のイベントについても100人程度からはじめ、感染状況を見ながら、1000人、5000人規模、さらには収容率50%へと順次拡大していく」と考えを述べた。感染防止対策を講じることを大前提に本格的に再開していくとした。
そのほか、最大600万円の給付金の創設や、クラスター対策としての接触確認アプリの導入、感染再拡大の防止と両立する形で国際的な人の往来を部分的、段階的に再開するかを検討することなどを説明した。
また22日には東京都が「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ~「新しい日常」が定着した社会の構築に向けて~」を発表した。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/05/22/documents/11_00_1.pdf
それによると、Step1で50人までのイベント開催、Step2で100人まで、Step3で1000人までのイベント開催を可能としている。