丹青社が運営するミュージアム・博物館・美術館の情報サイト『インターネットミュージアム』では、企画展・常設展のようすを伝える取材レポートと連動したミュージアム動画をオンラインで公開している。
「Life with Museum(ミュージアムのある暮らし)」をコンセプトに運営する『インターネットミュージアム』は、日本最大級のミュージアム情報サイト。1996年のサイトオープン以降、全国約7,900館のミュージアム情報と年間2,000件以上の企画展・イベント情報を発信している。
メインコンテンツのひとつである「取材レポート」は、文化施設や展示に関する専門的な知見を持った担当者が自ら企画展や常設展に赴き取材・撮影・編集を行っている。インターネットミュージアムのYouTubeチャンネルでは、この取材レポートと連動した4191本(2020年4月15日現在)の動画を公開。レポートと動画を合わせて観ることで、自宅にいながら全国各地の企画展・常設展のようすを楽しむことができる。
最新取材レポートには、現在臨時休館中の国立新美術館「古典×現代2020 ― 時空を超える日本のアート」(開幕日未定~6月1日)、渋谷区立松濤美術館「いっぴん、ベッピン、絶品! ~歌麿、北斎、浮世絵師たちの絵画」(前期:開幕日未定~4月26日、後期:4月28日~5月17日)などが掲載中。
『インターネットミュージアム』編集長の古川幹夫氏(丹青社 文化空間事業部)は、「日本には個性的なミュージアムが各地にあり、それぞれが特徴的な活動を行っています。大規模な展覧会はもちろん、規模は小さくとも企画が光る展覧会を積極的に紹介することで、皆さんにミュージアムへ足を運んでいただくきっかけになればと思っています」と、ミュージアムの魅力を『インターネットミュージアム』で、たくさん見つけてほしいとする。
また、『インターネットミュージアム』では現在、新型コロナウイルス感染予防にともなう全国のミュージアム休館情報をまとめた「新型コロナウイルス感染予防にともなう、ミュージアム休館情報」も公開している。