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営業をエンタメ化するイベント「Japan Sales Collection 2023」2/7-8に開幕 -株式会社セレブリックス 執行役員CMO 今井 晶也さんインタビュー –
営業の日本一を決める、日本最大級の営業エンターテインメントのイベント「Japan Sales Collection 2023」が2023年2月7日・8日の2日間、渋谷ストリームとオンライン配信のハイブリッドで開催された。主催は、企業の営業支援をおこなう株式会社セレブリックス。
「Japan Sales Collection」は、昨年初開催されたもので、今回で2回目となる。昨年は、オンラインで実施され、約4000名が参加。営業について「わかる・味わう・高めあう」をコンセプトに2日間オンラインで行われ、1日目は企業対抗の営業コンテスト、2日目は多彩なゲストによる営業のキャリア、これからの営業の仕組みづくり、トップセールス同士の対談など、様々なトークセッションが展開された。
2回目となる今回は、リアル会場とオンライン配信を組み合わせたハイブリッドイベントとしての実施となった。
「Japan Sales Collection」のプロモーターであり、総合司会を務める今井晶也さん(株式会社セレブリックス 執行役員CMO)は、開催の経緯について「営業の価値を高めたいという思いから立ち上げたイベントです。セレブリックスは企業の営業活動をお手伝いしている会社でもありますし、私自身の座右の銘として『Sales is cool』という野望を持っています。営業はかっこいい職業であることをきちんと伝えていきたいという思いから立ち上がったイベントなんです」と話す。
『親世代が子どもになってほしくない職業』アンケート(2018年、日刊SPA!調べ)で、第11位のYouTuberについで“営業パーソン”が第22位と不名誉な位置にあるといったデータも受け、「どちらかというと、営業は修行の場、泥臭くて、根性ありき、カッコ悪い仕事というようなイメージがある」としながらも、
今井さんは法人営業の場合、経営者を相手に提案する仕事です。『この商品やサービスを導入することによって会社がこう成長します』、『こんな課題から解放されます』と、より良い未来をつくっている仕事だと思うんです。この仕事が簡単なわけではありません。優秀なエリートこそ、営業をするべきだと僕は考えていて、その営業の価値やイメージ・印象といったものを変えていかないといけないと思っています。
一切忖度のない「本物志向」
「Japan Sales Collection」の特徴は、一切忖度のない「本物」志向のコンテンツにあるとして、特に注目してほしいポイントとして2つを挙げた。
一つ目は、昨年に続き、自社でおこなってきた、営業組織をより良くするための取り組みや仕組みを競う「営業コンテスト」。当日は、予選から勝ち抜いた3社が会場にてプレゼンテーションを実施。仕組み化や汎用性、再現性、視聴者の方が取り組める内容であるかどうか、また、伝え方や斬新さ伝え方、斬新さといったトータルでの営業力を競い合う。
二つ目は、各社トップ営業3名による「公開ロールプレイング」。商談におけるテクニックや気遣いのポイント、意識していることなどを一人ひとり披露する。こちらは、前述のコンテストのように競い合うのではなく、明日から実践しやすい商談テクニックを伝えることが目的となる。
「1日目の営業コンテストも、2日目の営業トークセッションのどちらも、顧客体験が絶対に真ん中という考え方のもと『本物』にこだわったコンテンツです。 視聴者の声を代弁する役割として、セッションごとに必ずセレブリックスがモデレーターに入ることで、サービス訴求に一切寄らない「本物」のコンテンツにつながっていると思います」(今井晶也さん)
例えば、2日目の営業トークセッション「事前課題付きセッション!レジェンドたちから学ぶセールスコピーライティングの極意〜貴方なら、どうやって伝えますか?~」では、セールスコピーの第一人者である神田昌典さん、衣田 順一さん、「求められる伝え方」の専門家、大橋一慶さんといった著名人が登壇した。
ただコピーライティングの極意を話してもらうだけではない。視聴者に事前課題として、とある羊羹のセールスコピーを募集し、その場でフィードバックをしたり赤入れをするという視聴者参加型コンテンツのスタイルだ。
事前課題の募集には、130名以上の方がエントリーをした。
また、「営業モニタリング!『伝え方で買われる』のホントとウソ~プロの伝え方で購買行動は変わるのか実験してみた~」は、最新のAI分析ツールを活用して、本当に話し方や伝え方でお客さまの反応や行動は変わるのかといった実験を検証するセッションとなっている。
実験には、弁論大会にて内閣総理大臣賞を獲得している千葉佳織さんも参加し、架電編とプレゼン編でそれぞれ2つのパターンを比較。アンケート結果を参考に、お客さまの購買行動の変化や音声解析AIツールの分析がどのように変わったのかモニタリングをおこなう。
実験の様子を撮影した動画をみながら、その時どういった観点で電話やスピーチをしていたのかをセッションで紐解いていくといった内容に視聴者は、自身の営業スタイルを思い返しつつ、参加していたようだ。
営業を熱く楽しみ、スマートでクールな営業を世の中に広めたい
営業の価値を高めることがメインメッセージですが、『誰かの心に火を灯したい』とも話す今井さん。
「『Japan Sales Collection』のロゴは青い炎ですが、実は赤い炎よりも青い炎の方が温度が高いんです。青には、クールという意味合いもあって、営業を熱く楽しみ、スマートでクールな営業が世の中に広まっていくという裏メッセージを込めています」
実際、視聴者からは、「このイベントをみて、営業をしたくて仕方なくなった」、「営業職に就いている自分を誇らしく思えた」といったコメントが届いている。
営業職だけでなく、ビジネスサイドと呼ばれている経営管理職層、マーケティング職、新規事業開発担当者などの幅広い参加者が「Japan Sales Collection」の世界観を感じ、メッセージを受け取ったようだ。
なお、「Japan Sales Collection2023」はアーカイブ視聴も実施。営業のエッセンスをくり返し学び、スキルアップに繋げることができそうだ。
「Japan Sales Collection 2023」開催概要
開催日時:2023年2月7日(火)~2月8日(水)
アーカイブ期間:2023年2月10日(金)~3月12日(日)
オフライン(渋谷ストリーム)
・現地観覧席:無料※現地視聴の受付は締め切り
・VIP観覧席:5,000円
参加費:無料
主催:株式会社セレブリックス