最大800人収容のカンファレンスルームを備える紀尾井カンファレンスが、リコーの開発した次世代会議空間「RICOHPRISM」を導入。最新デジタル技術を活用したファシリテーション機能で、人材研修、チームビルティング、アイデア創発、プレゼンテーションなどビジネスシーンに新たな体験を提供。個人とチームの創造性を引き出す。新しいカンファレンス施設の使い方を提案する。「“はたらく“に歓びを」というリコーのビジョンをもとに開発、運用されている「RICOHPRISM」。プレゼン資料などの画面を会議室全面に投影したり、完全自動ファシリテーションによるアイスブレイク、ブレインストーミングなど、現在「9+1」種類のアプリが用意されており、紀尾井カンファレンスでは8種類が体験できる。
リモートワークを体験した現在の企業や働く人たちが、対面で会う価値をつくる3つの要素、交えるGATHER、旅するWANDER、整えるTUNEがコンセプト。参加者の発言内容をまとめ会話を促すだけでなく、発話量、身振りをデータ化し、アイデアが出やすい環境を分析したり、参加者個人の振る舞いを振り返り改善することも可能。また会議の内容は社内で共有でき、チームによる創造性をさらに向上させる。
メディア向けの体験会では、アプリ「PERSONA」の16の質問に答えることで、参加者のキャラクターを、4つの資質に分けることからはじまった。アイスブレイク効果も大きく、その後アイデア出しや共有、意見交換を行う「BRAINWALL」を体験。
紀尾井カンファレンスでは、「RICOHPRISM」の単独利用のほか、ホール利用者への提供などを行い、新たな会議室の利用シーンとして提案していく。
by Eiichi Yamamoto