マーケティングオートメーションツール「SATORI」を開発・提供するSATORI株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:植山 浩介氏)は、マーケティングやセールス部門に従事する企業の関係者619人を対象に「マーケティング実態調査」を実施した。
同調査は、この春から新卒・新入社員になる社会人にマーケティングをより深く知ってもらう目的で作成されたもの。同社では「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」をミッションに、マーケティングの魅力を世の中に伝えるため、日本企業をはじめ国内のマーケティングの実態に関する調査を定期的に行っている。
なかでも、「現在注力するマーケティング施策」に対する回答には、toB企業では「自社セミナーや展示会」(32.7%)など新規顧客獲得のための施策が上位に。toC企業では生活者と直接コミュニケーションがとれるSNS施策が上位にとなった。
注力するマーケティング施策については、上位3つまで聞いたところ、「自社セミナーや展示会(リアル・ウェビナー)」(27.8%)、「販促プロモーション」(27.1%)、「キャンペーンの企画・実施」(25.0%)が上位に挙がっている。toBとtoCの業態で回答を分けたところ、toBでは「自社セミナーや展示会(リアル・ウェビナー)」(32.7%)、「販促プロモーション」(25.8%)、「キャンペーンの企画・実施」(23.4%)と上位の顔ぶれは変わらなかったものの自社セミナーや展示会の割合が高い結果に。新型コロナウイルス感染症の流行により、セミナーや展示会についても手法やアプローチの仕方に工夫が必要となりましたが、そのような状況下でも新規顧客の獲得のための施策に注力する姿が想像できる。
その他、「新卒・新入社員に勧めたいマーケティング・セールススキル」についての回答では、1位:データ分析力(28.9%)、2位:コミュニケーション力(28.3%)、3位:思考・判断・実行力(27.5%)といった結果に。
「企業のマーケティング従事者がお手本にしているマーケター」の回答には、ピーター・ドラッカー氏(28.6%)とフィリップ・コトラー氏(19.7%)。日本人では森岡毅氏(13.2%)、奥谷幸司氏(11.6%)、が上位となった。
調査名:「新卒・新入社員に読んでほしいマーケティング実態調査」
調査期間:2022年1月24日(月)~1月28日(金)
方法:インターネット調査(実施:株式会社マクロミル)
調査地域:関東1都6県(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、茨城県、群馬県、栃木県)、関西2府4県(京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、滋賀県、奈良県)、静岡県
調査対象:20~59歳の男女のうち、調査地域在住者で、営業/企画マーケティング/経営企画・事業企画・
営業企画・商品開発/広報・宣伝 関連職従事者/システム・ツール選定関与者
サンプル数:合計619サンプル