万博のレガシーと現代技術の融合による新たな創造(4) -太陽の塔へのプロジェクションマッピング-

「アート&サイエンスフェスティバル」、巡回展「1970大阪万博展覧会」

「アート&サイエンスフェスティバル」、巡回展「1970大阪万博展覧会」(福岡・神戸・東京)が、3月1日(金)から17日(日)に渡り開催される。主催は大阪府。

3月8日に行われた内覧会では、「アート&サイエンスフェスティバル」の3月9日(土)・10日(日)、3月16(土)日・17日(日)の夜間コンテンツ(各日18:30〜21:00)として展開される、太陽の広場での太陽の塔プロジェクションマッピング、夢の池でのウォーターアートプロジェクションも紹介された。

プロジェクションマッピング

「アート&サイエンスフェスティバル」太陽の塔のプロジェクションマッピング

「アート&サイエンスフェスティバル」でプロジェクションマッピングが投影された太陽の塔

 

70年万博の情景や岡本太郎作品をテーマにした新作と、2011年から2017年の過去作を上映。新作「Brilliance of Life」では、手書きのアニメーションとAIを使った映像とを織り交ぜた構成で、展開される。

「アート&サイエンスフェスティバル」,夜間コンテンツ,各日18:30〜21:00,太陽の広場での太陽の塔プロジェクションマッピング

「アート&サイエンスフェスティバル」夜間コンテンツ太陽の塔プロジェクションマッピング新作「Brilliance of Life」

「アート&サイエンスフェスティバル」,夜間コンテンツ,各日18:30〜21:00,太陽の広場での太陽の塔プロジェクションマッピング

「アート&サイエンスフェスティバル」夜間コンテンツ太陽の塔プロジェクションマッピング新作「Brilliance of Life」

「アート&サイエンスフェスティバル」,夜間コンテンツ,各日18:30〜21:00,太陽の広場での太陽の塔プロジェクションマッピング

「アート&サイエンスフェスティバル」夜間コンテンツ太陽の塔プロジェクションマッピング新作「Brilliance of Life」

「アート&サイエンスフェスティバル」,夜間コンテンツ,各日18:30〜21:00,太陽の広場での太陽の塔プロジェクションマッピング

「アート&サイエンスフェスティバル」夜間コンテンツ太陽の塔プロジェクションマッピング新作「Brilliance of Life」

アーティストはSWAG。「記憶に残る体験」を創り出すクリエイティブカンパニー。株式会社タケナカの制作チームが独立し、最新のテクノロジーからアナログな手法まで既存の枠組みにとらわれないクリエティブカンパニーとして始動している。

高さ60m×幅60mの迫力の映像、そして大迫力の音響で作品の世界観に引き込まれる体験となっている。それぞれの作品は約7分ほど。過去作品については日替わりでの上映となる。夜間、暖かくして、写真や動画では伝えきれない作品世界に浸ってみてほしい。

ウォーターアートプロジェクション

夢の池「ウォーターアートプロジェクション」

夢の池「ウォーターアートプロジェクション」

イサムノグチの作品が残された70年万博のレガシーである夢の池。夜の水景を舞台に「いのち」をヒントにした、幻想的なウオーターアートプロジェクションを展開。「CORE(新作)」「Macromicro(新作)」「火水(既存作)」の3作品を上映している。

アーティストはATWAS。夜の闇を光と音と映像で彩るアーティストチーム。不特定メンバーで構成され、企画ごとに関わるアーティストの持ち味を最大限に活かした作品を披露している。

 

「アート&サイエンスフェスティバル」、巡回展「1970大阪万博展覧会」(福岡・神戸・東京)は3月1日(金)から17日(日)の期間、楽しむことができる。「アート&サイエンスフェスティバル」内の太陽の塔のプロジェクションマッピングや、夢の池のウォーターアートプロジェクションは夜間コンテンツで開催日程と時間が限定されているので、事前に確認が必要。また、1F ホワイエ「NO BREATH/EXPO’70s EDITION 2.0」&「Re:EDIT 702024 -THE 1000 EXPO’70s MOVIES」のマッサージ体験は予約してからの参加がスムーズ(体験無しで、コンテンツの閲覧は可能)。巡回展「1970大阪万博展覧会」(東京会場)のバシェの演奏も事前登録制となっている。各コンテンツや開催場所のほか、コンテンツによってはタイムスケジュールや参加方法が異なるので、事前にチェックして、ぜひ実際に体感してみてほしい。

 

「アート&サイエンスフェスティバル」

会期:2024/3/9(土)-3/12(火)、3/14(木)-3/17(日)

時間:10:00〜17:00

料金:無料[EXPO’70パビリオン内展示は要入館料(高校生以上500円)]

※別途、万博記念公園への入園料(大人260円、小中学生80円)が必要。

会場:万博記念公園(大阪府吹田市千里万博公園)

<メイン会場>EXPO’70パビリオン1Fホワイエ / 別館1F 展示室

<サブ会場>太陽の広場、夢の池、日本庭園

主催:大阪府

協賛:株式会社プリズム/池上通信機器株式会社

協力:株式会社TASKO

https://artsscience-expo70.com/art_science_festival/

 

巡回展「1970大阪万博展覧会」(福岡・神戸・東京)

■福岡会場

1970大阪万博展覧会 Re:PLAY パビリオン・パンフレット・アーカイブ

会期:2024/3/1(金)-3/3(日)

時間:10:00〜17:00

入場料:無料

会場:キャナルシティ博多センターウォーク 5F(福岡県福岡市博多区住吉1-2)

■兵庫会場

1970大阪万博展覧会 Re:PLAY エキスポ・ポスター・アーカイブ

会期:2024/3/9(土)・3/10(日)、3/12(火)-3/14(木)

時間:10:00〜17:00

入場料:無料

会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)1F ギャラリーB

(兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4)

■東京会場

1970大阪万博展覧会 「Re:EDIT 702024」 with Generative AI

会期:2024/3/16(土)-3/17(日)

時間:11:00〜20:00

入場料:無料

会場:寺田倉庫 G3-6F(東京都品川区東品川2-6-10)

主催:大阪府

協賛:株式会社プリズム

協力:NO ARCHITECTS/株式会社TASKO

https://artsscience-expo70.com/1970expo_in_osaka_exhibition/

 

<関連記事一覧>

万博のレガシーと現代技術の融合による新たな創造(1)-次の時代に受け継がれていくものとは-

万博のレガシーと現代技術の融合による新たな創造(2)-バシェ「音響彫刻」という深淵なる世界-

万博のレガシーと現代技術の融合による新たな創造(3)-レガシーの再編集を体験する-

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