展示会のブース企画方法#01 出展企画者あるある
- 2017/6/16
- ブース企画方法
次回から、3つのMで企画するフレームワークの使用方法と、実際にこのフレームワークを使用した業界、商品別のブース企画例を紹介していきます!
はじめまして、フレイ・スリーの前田です。ネット×リアルなデジタル広告会社でのクリエイティブ業務経験を元に、展示会の出展ブース企画の担当になった方に向けて、フレームワークを用いた情報編集術を紹介します。
第1回目は、展示会の出展って大変な作業ですよね、という出展企画担当者あるあるなお話です。なかでも、ブースに展示する商品を、いかに魅力的に配置し、来場者に興味を持ってもらえるような装飾を施し、気持ちよく名刺交換やアンケートに応じてくれるようにするのは、出展計画における最大の注力事項です。展示会の成果目標は、見込客獲得や新商品PRなど様々ですが、それを達成するにはまず自社ブースに入ってきてもらうことが必要ですよね。来場者に自社のブースに足を踏み入れてもらうには、どのようなブースをつくることができるかに懸かっています。しかし、出展すること自体の業務負荷や多忙さから、展示会主催会社がお勧めするスタンダードプランを安易に選んでしまってはいませんか?スタンダードプランというのは、必要最低限の展示のための設備でしかなく、当然ながら自社商品の展示に最適化されている訳ではありません。そこで、最初に提言したいのが、ブースでは、「自社製品の導入に効果のあった体験を再現しよう」ということです。数あるブース群から、来場者(ターゲット)に足を踏み入れてもらうため、届けたい展示商品の情報を取捨し、際立たせ、関心を持ってもらうため、わかりやすく届ける必要があります。それを行うためのフレームワークが上図です。
前田考歩
株式会社フレイ・スリープロジェクトエディタープロジェクトマネージャー
プロジェクト運営に編集的な視点や技法を持ち込んだ「プロジェクトエディティング」を提唱。ブース企画・行動フロー、獲得した名刺のフォローなどを解説する『展示会戦』を全国で開催。2 人の娘をもつ父で、ブログ『育児のアーティファクト』も執筆している。
▶︎展示会のブース企画方法#01 出展企画者あるある
▶︎展示会のブース企画方法#02 フレームワーク実践編①
▶︎展示会のブース企画方法#03 フレームワーク実践編②
▶︎展示会のブース企画方法#04 フレームワーク実践編③