去る2017年10月11日[水]~10月13日[金]まで、東京ビッグサイトにおいて、第30回 国際 メガネ展 IOFT2017(主催:リード エグジビション ジャパン(株)/(一社)福井県眼鏡協会)が開催された。
HP:http://www.ioft.jp/
■会期中の受注金額は、66億円を突破
11月20日に行われた「IOFT2017 眼鏡記者向け報告会」では、IOFT2017の詳細が主催者から報告された。まず、出展各社の商談金額の合計が、前回比2億4000万円増の66億2470万円に増加した(前回63億8280万円)。事務局には、ほとんどの出展社から「例年以上の受注が取れた」「年間最大の商談の場はIOFTだ」という声が届いているという。このような好結果につながった背景として、IOFTには、大手眼鏡チェーンから各地域の有力眼鏡店まで、ほとんどの眼鏡店が全国から新製品の仕入れのために来場している事はもちろん、ここ数年来場していなかったバイヤーも30周年という事もあり多く来場したことがあげられる。来場したバイヤーからは「数年前に来場した時よりも品揃えが豊富で驚いた。これだけの新製品が出展してるなら来年も必ず来場する」「やはり一度にこれだけ多くの新製品を比較買付けできるのは日本最大のIOFTだけだ。」との声が寄せられた。また、東京メガネ、メガネスーパーといった大手の小売店からは、「来年もIOFTの会場にて店長会議を行う予定だ。IOFTには全面的に協力していく。」と、力強いコメントも聞かれた。
■既に81%の出展社が、次年度の出展を申込み済み!
今回の結果を受け、エイトオプティク、新栄商会、村井、タレックス、ヤブシタ、内田屋、名古屋眼鏡、イワキ、といったほとんどの有力企業が既に出展申込みを済ませている。さらに、アイテック、ハグ・オザワ、福井めがね工業、三工光学、青山眼鏡、といった福井勢をはじめ、ニデック、トプコンビジョンケアジャパン、パールなど、実に全体で81%以上の出展社が次回の出展を申込み済み。
また海外からは、LINDBERG(デンマーク)、THEO(ベルギー)、Traction(フランス)、VAVA Eyewear(ポルトガル)などの海外有力ブランドが来年の出展を確定させただけでなく、韓国パビリオン、台湾パビリオンなどのアジアパビリオンも来年の出展を決定。この事で次回のIOFTは規模が30%拡大する。
これだけ多くの企業が会期中に次回の出展申込みを済ませる理由は、各社ともIOFTを年間最大の受注の場と位置付けているからだ。IOFTに照準を当てて新製品を一気に投入。営業マンはもちろん、出展社によっては全社員あげて会場での受注にドライブをかけている。その結果、前回に比べて受注金額が増加した事は、改めて今会期での成果が良かったことが裏付けられている。
■IOFTの Facebook フォロワーは4万人超え
B to C向けに開設しているIOFTのオフィシャルFacebookページも今回の状況を力強く後押ししている。現在、同ページには実に4万人強のフォロワーがいるが、会期前後だけではなく、継続的に製品や、メガネに纏わるオモシロ情報を発信している。消費者からは「このメガネが欲しい、どこで買えるのか」という問い合わせや「もっとアイウェアの情報を発信してほしい」という要望が寄せられている。事務局では一つのメディアになっている同ページを活用することで、さらに一般消費者の需要喚起につなげ、業界に大きく貢献していきたいとしている。
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IOFT事務局では、2018年に向けての出展募集を開始しており、「出展スペースには限りがあるため、本展に興味のある方は至急、事務局までご連絡いただきたい」と呼び掛けている。
次回IOFTは2017年10月22日(月)~24日(水)東京ビッグサイト(東4・5ホール)で、規模が30%拡大して開催。今回同様、日本最大のファッション展と隣接会場で開催する為、ファッションアパレルからの異業種新規獲得にも絶好の場となる。