顧客体験の分析ツール会社クアルトリクス 日本進出

顧客、従業員、ブランド、製品の4つのエクスペリエスマネジメントをクラウドベースで提供し、グローバルに展開する米国のマーケットリサーチ会社クアルトリクス社は、2月26日、東京に日本オフィスを開設、日本市場への本格参入を開始した。
クアルトリクス社は高度なマーケットデータをシンプルに分析することを目的に2002年に設立。現在、世界で8500社が利用、1600人の従業員を抱える。「アジア地域ではオーストラリア、シンガポールに次ぐ拠点となる日本は重要」と、同社マネージング ディレクターのビル・マクマレー氏(写真左)は日本市場の重要性を伝えクアルトリクスジャパンの日本代表としてカントリーマネージャーに就任した熊代悟氏(写真右)を紹介した。
熊代氏は、クアルトリクスのエクスペリエンス管理のデータの定義は、2種類あると説明。「何が起こったか」を理解するための「Oデータ」と、「なぜ起こったか」を理解するための「Xデータ」で、この2種のデータを扱い、相関関係や因果関係を捉えることでインサイトを得ることができるという。同社の調査の方法論や手法は、米国では、大学・研究機関で高く評価され、民間企業にも波及している。
製品としては、「カスタマーエクスペリエンス(CX)」「従業員エクスペリエンス(EX)」、「ブランドエクスペリエンス(BX)」、「プロダクトエクスペリエンス(PX)」を単一のプラットフォームで管理。カスタマージャーニーの測定、顧客のフィードバック調査、ブランド認知の追跡、製品とコンセプトのテスト、従業員のエンゲージメント調査、従業員の360度の評価などが含まれており、数多くのモジュール群を組み合わせインテリジェントな分析機能を提供する。
日本オフィスでは、今後3年間で国内ユーザー300以上に拡大することを目指す。

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