2018年8月7日ーケルン/ドイツ – 2017年のGBTA(Global Business Travel Assosiation)の調査によると、17%ものホテル宿泊費が正確でなく、企業は交渉した法人レートより14%も高く支払っているという結果が発表された。グローバル・ホテル・ソリューション・プロバイダーであるHRSも、多くの企業のホテルプログラムにおいて20%もしくはそれ以上の不正確な価格が表示されていることを確認している。すなわち、不正確なホテル価格によってグローバルで約740億円もの削減額が失われていることになる。この不正確な価格は企業にとって無駄なコストとなっており、調達部門にとっても大きな損失となっている。
長年の課題であったこの問題を、HRS が8月7日にリリースしたリアルタイムのレートフィルタリングで解決する。特許出願中のAI技術により、出張者が利用するホテル予約システムにおいて「無法地帯」であった不正確な価格を是正。HRSのRate Filterにより間違った価格を検知していくことで、グローバルで行う出張管理においては大きなコスト削減につなげることができるようになる。宿泊費の監査よび再予約も企業のコスト削減を促すが、HRSの新しいレートフィルターテクノロジーは業界初の機械学習と、さらに一歩進んだチャネルに依存しないコンプライアンスソリューションとなる。このテクノロジーはGDS、オンライン予約ツール、モバイルアプリなどのチャネルに表示された間違っている宿泊費を検知し、出張者が不適正な価格で予約することを防止する。HRSの製品開発とイノベーションのバイスプレジデントであるマーティン・ビエルマンは「このフィルタリング
ソリューションはホテル価格を正確なものにします。今日の予約システムに蔓延しているエラーは、700億円以上にもなります。HRSのRate Filterにより、企業は交渉した価格でより多くのコスト削減を実現することができるようになり、出張者も企業の出張規定に沿った予約が保証されます」と述べている。
HRS はホテル価格の精度を高めるために努力している企業のリーダーとして、あるグローバル製造企業において年に約10 億円以上の修正されていないエラーを特定した。失われた削減額はグローバル全体で740 億円となり、規模の大きさを物語っている。HRS CEO のトビアス・ラガーは「HRS はクライアントのビジネス成功を第一にグローバルの出張エコシステムを改革しています。また、今日の複雑なホテル市場に対して、データやテクノロジーを使用してさらに良いソリューションを構築していきます」と述べている。
HRS について
HRS は、企業の出張をシンプル化することを目的としてソリューションとサービスを提供。企業にとってベストな宿泊施設を提供し、ホテル調達から経費精算までのプロセスをシンプル化するソリューションを提供するHRS は、企業のトラベルマネージャーおよび出張者から信頼を得ている。また、HRS ではホテル調達およびホテルとの企業レートの交渉から、宿泊およびミーティング施設でのペーパーレスでの支払い、自動請求のプロセスを最適化している。グローバルで3,000 社以上の企業がHRS のソリューションを利用しており、フォーチュン500 社のグーグル、シーメンス、アリババ、チャイナモバイル、フォルクスワーゲンなどもHRS を利用している。1972 年にドイツのケルンで創設され、現在はロンドン、ニューヨーク、サンパウロ、上海、東京など世界35 都市以上でオフィスを展開しており、1,500 名以上の従業員で構成されている。
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担当:森田裕美(hiromi.morita@hrs.com)
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