滋賀県は、琵琶湖八珍(はっちん)(※)をはじめ、セタシジミなども含む琵琶湖産魚介類を『びわ湖のめぐみ』とし、これらの魅力を多くの方に知ってもらい、味わってもらうため、『びわ湖のめぐみ』を使ったメニューを県内全域で提供する『びわ湖のめぐみ』おもてなし食堂フェアを平成31年1月11日(金)から平成31年2月28日(木)の期間で実施する。また、県内外172の店舗を「街角食堂」として、より身近に『びわ湖のめぐみ』を食べる・買う・泊まるなどの体験を提供。フェア期間中、「おもてなし食堂」で料理人によって作り出された逸品を体験し、その魅力を発信するモニターを募集するとともに、参加店舗にて食事やお買い物をされた方には、抽選で『びわ湖のめぐみ』オリジナルロングタオルをプレゼントする企画も実施する。
■『びわ湖のめぐみ』おもてなし食堂の概要
《期間》平成31年1月11日(金)~平成31年2月28日(木)
《内容》
(1)おもてなし食堂による特別なコースメニューの提供
①~奥琵琶湖から湖を望む~ 『2019 冬のランチコース』
提供場所:ロテル・デュ・ラク(長浜市西浅井) https://www.lhotel-du-lac.com
②~湖北から湖を望む~ 『びわ湖のめぐみ 特別メニュー』
提供場所:長浜太閤温泉 浜湖月(長浜市公園町) http://hamakogetsu.co.jp
③~沖島と湖を望む~ 『びわ湖のめぐみ 特別コース』
提供場所:休暇村 近江八幡(近江八幡市沖島町) https://www.qkamura.or.jp/ohmi/
④~大橋と湖を望む~ 『ウィンターグリルディナー』
提供場所:琵琶湖マリオットホテル(守山市今浜町 https://www.biwako-marriott.com
(2)街角食堂(172店舗)による身近に体験できるメニューの提供等
※詳しくは(琵琶湖八珍サイト)https://shigaquo.jp/hacchin/info/fair201812.html
■琵琶湖八珍をはじめとするびわ湖のめぐみ~それぞれの特長~
①『ビワマス』 ~きめ細かな食感、マス類の女王~
「琵琶湖の宝石」ともいわれる滋賀を代表する魚。産卵期には雨が降ると川へ遡上することから、 雨の魚(あめのうお)とも呼ばれる。
②『コアユ』 ~今が旬!香りとさわやかな苦み、小さくても成魚~
琵琶湖で育つアユは体長10cm程度にしかならず、コアユと呼ばれる。また冬に獲れる稚魚は、 透明な身体で氷魚(ひうお)と呼ばれ冬の贅沢な味覚となっている。
③『ハス』 ~上品で淡泊な白身、素朴な湖の味わい~
コイ科の中では珍しく魚を食べるが、歯がないため口が「へ」の字に曲がり、捕まえた魚を逃さない仕組みになっている。
④『ホンモロコ』 ~今が旬!ほのかな甘み、野趣あふれる湖国の美~
姿が美しく、高級魚として扱われるホンモロコ。琵琶湖には数種のモロコが生息しているが、 その中でもホンモロコの姿焼きは絶品。
⑤『ニゴロブナ』 ~香りと酸味とコク、まさに発酵食品の王様~
3種類のフナが琵琶湖には生息し、中でもニゴロブナは、卵と身のバランスがよいことから、その多くは、近江の味を代表する「ふなずし」に使われる。
⑥『スジエビ』 ~今が旬!甲殻類の濃厚なうまみをたっぷりと~
滋賀の伝統食「えび豆」の材料に使われるスジエビ。透明の身体が美しく、黒いスジ模様が見られる。
⑦『ゴリ(ウロリ・ヨシノボリ)』 ~鮮度が命、奥深いここだけの味~
夏の味覚として珍重されてきた魚。吸盤状のヒレを持ち、湖畔のヨシ(植物)にくっつくため、ヨシノボリとも呼ばれる。
⑧『イサザ』 ~今が旬!小さな体にうま味がぎゅっと詰まる~
冬の味覚として、地元で食べられてきたイサザ。濃厚でしっかりとした出汁がとれる魚。
⑨『セタシジミ』 ~今まさに旬を迎える、希少なシジミ~
琵琶湖固有のシジミ。一般的なヤマトシジミ比べて身にコクがあり、これからの時季は身が肥えて美味しくなることから「寒シジミ」とも言われる。