渋谷らしい価値提案「渋谷ソラスタ コンファレンス」
- 2019/4/2
- 特集個別ページ
ー 特集 新しい会場 新しいカタチ ー
CONFERENCE01 渋谷ソラスタ コンファレンス
2019 年6月1日オープン
ON とOFF が調和するデザイン
イベントの成功には「持続的な集中力」が必要で、そのためには集中力のON/OFF スイッチが必要だ。
2019 年6月に渋谷の道玄坂を上がった南平台の丘の上にオープンする「渋谷ソラスタ コンファレンス」には、ステージ機構や壁面の色、ラウンジなど、参加者の集中と寛ぎのスイッチを押すような空間デザインが細部に落とし込まれている。
コンサルティングとマネジメントを行うのは、インフィールド。都内6会場の運営をしており、開業後の運営を見据えた内装空間や設備提案などに定評がある。たとえば、大学が集積する御茶ノ水の施設「御茶ノ水 ソラシティカンファレンスセンター」では学会・学術系が多く見込まれると想定し、受付設置やポスターセッションのスペースを見越して通常施設よりも広い通路幅やホワイエをつくるなど、利用者の声を反映した会場づくりをして高い稼働とリピート率を保つ。
今回も企画立案の段階から入っている渋谷ソラスタ コンファレンスの場合はセミナー・会議の利用を想定し「ON とOFF が調和するデザインがコンセプトです」と話すのは、同会場の営業を担当する前田伸太さん。同社で10年以上会場運営を務め現場経験も豊富だ。オープン後も常駐スタッフとして運営管理も行う。「7室ある内、一部のお部屋ではON(集中)の仕掛けとして参加者の方が自然と意識を前方に向けられ、登壇者やプレゼンに集中できるようデザインしています。前方ステージスペース設置の床から天井の間口を囲む内照式LED 照明は常設です(写真上・右)。壁も光を拡散する白を使用する場合が多いのですが、ここでは木材を採用しているため前方の光が際立ち、視線が前方に注がれるんです」(前田さん)
休憩中・会議後のOFF(寛ぎ)シーンには、開放的なラウンジが用意されており、ライフスタイル提案型書店の一角のように、書籍がセレクトされ、ソファなどのインテリアと木材の床がくつろぎの気分へとスイッチされる。
IT 特化型の会議専用スペース
同会場はインフィールド初の渋谷エリアでの運営会場となる。現在、100 年に1度の再開発と言われる渋谷には、エンタメ向け、展示会向けなど新しい会場も多くスペース需要は多い。後発の新会場として、特色として打ち出したのが、IT 特化型の会議専用スペースだ。
「電源をとるためのコンセントやネット回線の設備面の説明をすると、IT 企業の担当者様から『こういう会場を探していた!』という反応をいただけます」と話す通り、199㎡の部屋では床と壁に37 口の電源が配置され、スクール形式のレイアウト例の図面と比較しても長テーブル毎に1つ電源が配置されているほど。ネット回線も一般的なフロア共有回線ではなく、各会議室に単独の高速ネット回線を配置している。「配線工事なしで展示会もできそうだね」、「全室貸切にして、1室はメイン講演、1室は展示6ブースにして、その他の部屋で個別に…」と利用想定を企業側から提案され、会議以外の展開にも広がっている。
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ4 階
収容人数(広さ):4A/4D =各120 名(スクール)含め全7室
運営会社;株式会社インフィールド
URL: https://shibuya.infield95.com/
5月24 日には、渋谷ソラスタの3F 会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート渋谷南平台」と4F のコンファレンス会場との連動利用を体験できる内覧会も実施します。
Conference Coordinator Leader
前田 伸太さん