2020年1月17日~20日、フランス・パリのポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場でファッションジュエリー・時計・工芸技術産業の国際見本市「ビジョルカ・パリ(BIJORHCA PARIS)」が開催される。
他の展示会とは一味違った体験をビジョルカでは提供する、として、ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場のなかでも象徴的なホールのひとつである「ホール7」で見本市を開催。隣のホール7.2、7.3ではパリ国際ランジェリー展を展開する。
「ビジョルカ・パリ」では、約12,000人のバイヤーがフランス国内・外から集結。参加する約300のブランドのブランドやクリエイターが新しい商品を展示する。関係者にとって重要な商談の場となっている。1936年に創設され、あらゆるジュエリー業界関係者にとってリーダー的見本市の地位を確立。1月と9月の年に2回、パリの中心で開催され、毎回100以上に及ぶブランドが新規出展する。現在は約300におよぶ出展社の60%がフランス国外30ヵ国からの参加となっており、国際的な見本市としても評価されている。
商談の場である「ビジョルカ・パリ」では、2019年 9月展より実施し始めた新いセクター分けを今回の1月展から強化。バイヤーをはじめとする来場者が会場に到着しすぐに探し求めているエリアにたどり着くよう、会場を一つのホールへ集約し、かつワンフロアに収めている。会場は、4つの世界観に明確に分類し、来場者は360度のビジョンで会場をみることができる。これは、バイヤー・購買意思決定者が見やすく購買しやすい動線をつくるための施策としている。
4つの世界観は、ジュエリーと腕時計がメインの「プレシャス・エリア」、ファンタジージュエリーや高級ファンタジージュエリーブランドを展示するビジョルカのメインエリアである「ファッション・エリア」、ツールやマシン、パッケージング/POS、関連サービスなどプライマーなどのサプライヤーを一元化した「アトリエ」、ジュエリーを制作するのに必要な石やパール、消耗品などの素材を集めた「エレメンツ」で構成。
「ファッション・エリア」では、前回9月展から初めて設置された新興クリエイター向けのショーケースであるトレンドエリアを今回も展開する。
展示のほかには、ジュエリーを制作する上で、新しい素材にはどんなものがあり、環境に配慮した行動をどのように取っていくべきなのか、デジタル化が流通に与える影響とは、ジュエリーストアの新しいコンセプトは、など現在業界を取り巻くテーマをもとに、ワークショップや講演の開催も予定されている。
<ビジョルカ・パリ2020 年1月展概要>
会期:2020 年1 月17 日(金)~ 20 日(月) 9:30~19:00(最終日は18:00 まで)
会場:フランス パリ ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場 ホール7.1
出展内容:ファインジュエリー・ファッションジュエリー・時計・工芸技術品
公式HP:https://www.bijorhca.com/en-gb.html (英語)
事前登録方法:公式HP「MY BADGE」より事前登録の上、入場バッジを入手すること