キーワードは「非日常」 SNS分析データから見る47都道府県別のインスタ映えスポットとは
- 2024/1/6
- ニュース
SNS映え投稿分析のスナップレイスは、2023年にインスタ映え度の高かったスポットを各都道府県別に発表。また、2023年に流行したインスタ映えスポットの傾向も紹介している。
あなたのSNSのなかにも該当するスポットはいくつあるだろうか。
SNS上のあらゆる投稿を分析し、SNS映えするスポットだけを集めて地図上にマッピングした日本最大級のSNS映え観光サイト「スナップレイス( https://snaplace.jp/ )」を運営する合同会社SNAPLACE。
今回は2023年のSNS分析データをもとに、2023年の都道府県ごとのインスタ映えスポットを発表した。
■分析対象のデータと抽出手法
2024年1月3日にスナップレイス社が2023年1月1日から2023年12月31日までのスナップレイスに掲載される全国約12,000スポットを対象にSNS投稿データを、スナップレイスのSNS映え判定画像解析システム( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000018041.html )によって分析した結果を元に、都道府県別に最もインスタ映えするスポットを1つ抽出。
2023年のインスタ映えスポットの傾向として、以下の3つの傾向にまとめている。
①淡色カラーのスポット
インスタグラムでは消え入りそうなペールトーンやくすみカラーのアイテムやスポットが好まれやすい傾向がここ数年続いている。
なかにはそのようなカラートーンで整えたコンテンツに絞りインスタグラム投稿を実施する「淡色界隈」と位置付けられるアカウントも多数存在しているという。
今回取り上げるスポットでは、白い絶景が広がる広島県の「未来心の丘」等が挙げられる。
➁非日常感を感じるスポット
「このスポットはどこだろう?」と思わず興味を引くような「非日常感を感じる」スポットも引き続きインスタ映えする傾向に。
例えば、国内にいながら海外旅行風な写真が撮影できることは非日常性が高いため、どこか異国情緒を感じさせるディテールを含んでいるスポットが人気だ。
今回取り上げるスポットでは、ドイツの宮殿をモデルにした佐賀県の「有田ポーセリンパーク」等が挙げられる。
③アート要素の強いスポット
ここ数年は、アート共に人物を組み入れたインスタグラム投稿が増えている。
その中でも美術館はアートを際立てる計算尽くされた空間であることもあり、空間自体がフォトジェニックで新たにインスタ映えスポットとして再注目されているムーブメントが続いている。
今回取り上げるスポットの中では、奈良県の「室生山上公園芸術の森」等が挙げられる。
都道府県ごとのインスタ映えスポットとしては、以下が挙げられている。
都道府県ごとのインスタ映えスポット一覧
【北海道】札幌芸術の森美術館
【青森県】十和田市現代美術館
【岩手県】宮沢賢治童話村
【宮城県】七ヶ浜国際村
【秋田県】小坂鉱山事務所
【山形県】文翔館
【福島県】猪苗代ハーブ園
【茨城県】ほしいも神社
【栃木県】那須テディベアミュージアム
【群馬県】ロックハート城
【埼玉県】角川武蔵野ミュージアム
【千葉県】クルックフィールズ
【東京都】SHIBUYA SKY
【神奈川県】彫刻の森美術
【新潟県】清津峡渓谷トンネル
【富山県】道の駅雨晴
【石川県】金沢21世紀美術館
【福井県】タケフナイフビレッジ
【山梨県】清里テラス
【長野県】HAKUBA MOUNTAIN HARBOR
【岐阜県】養老天命反転地
【静岡県】アカオハーブ&ローズガーデン
【愛知県】三河工芸ガラス美術館
【三重県】志摩地中海村
【滋賀県】びわ湖のみえる丘
【京都府】八坂庚申堂
【大阪府】星のブランコ
【兵庫県】プラトン装飾美術館
【奈良県】室生山上公園芸術の森
【和歌山県】ポルトヨーロッパ
【鳥取県】燕趙園
【島根県】松江フォーゲルパーク
【岡山県】奈義町現代美術館
【広島県】未来心の丘
【山口県】嵩山展望台
【徳島県】大塚国際美術館
【香川県】小豆島オリーブ公園
【愛媛県】圓満寺
【高知県】ヴィラ・サントリーニ
【福岡県】マリゾン
【佐賀県】有田ポーセリンパーク
【長崎県】フルーツバス停
【熊本県】孔子公園
【大分県】湯布院フローラルビレッジ
【宮崎県】サンメッセ日南
【鹿児島県】霧島アートの森
【沖縄県】アメリカンビレッジ
2023年版の47都道府県別インスタ映えスポットに関する詳細はこちら。
さて、あなたのSNSにはいくつ2023年の傾向に該当するスポットがあっただろうか。
ちなみに、イベントマーケティング編集部スタッフのSNS投稿をのぞいてみると、「非日常感を感じるスポット」、「アート要素の強いスポット」に該当する投稿もちらほら。2024年はSNSから多くのイベントシーンを投稿する予定。ぜひチェックしてみてほしい。
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