メタバース空間のレンタルが可能に。インスタベース×METAGOが協業を開始
- 2024/1/24
- ニュース
株式会社Rebase(以下Rebase)とクロスコ株式会社(クロスコ)は、レンタルスペースマッチングとメタバースを連携させ、多様な付加価値を創出する事業開発に向けた協業を開始した。
第一弾として、Rebaseが展開するレンタルスペースの予約プラットフォーム「instabase(インスタベース)」上で、クロスコが提供する「METAGO」のメタバース空間の予約・利用が、1月22日から可能となった。
メタバーススペース一覧:https://www.instabase.jp/metaverse
協業の背景
Rebaseは、レンタルスペースの集客・予約プラットフォーム「インスタベース」の運営を通し、空間とユーザーニーズのデータをもとに、利用者の目的に合わせた空間をマッチングさせるノウハウがある。クロスコは、メタバースシステム「METAGO」を用いたバーチャルオフィスサービスやイベント開催サービスを提供してきたノウハウがある。
両社のサービスを連携させることにより、誰もが様々な用途でメタバース活用が可能になると考え、協業に至った。
「リアルと同様にメタバースの利用方法は利用者次第で、実際にレンタルスペースで行われている会議、研修、レッスン、イベント、パーティー等をメタバース空間でも実施することができる。また、双方を接続することで「空間のはざま」(※1)をなくし、新たな体験価値を提供していくことを目指します」としている。
※1:物理的な空間や抽象的な概念の中で、何かが存在する際にその存在を区別するための境界や隙間を意味
これにより物理的距離問題を解決し、どこにいても「やりたい」ことが実現できる機会を創出する。
協業によって実現することとし、
1.メタバースならではのスペースを時間単位でレンタル
メタバースを用いることで、リアルでは創出し得なかった空間(※2)の利用
まずは、第一弾として3つのメタバーススペースを提供。インスタベースの利用者であれば誰でも予約・利用が可能で、レンタルスペース業界では初(※3)となる、全国どこからでも参加可能なメタバーススペースを時間予約方式(※4)で提供する。
【スペース】
セミナーホール、コミュニケーションラウンジ、会議室
メタバーススペース一覧:https://www.instabase.jp/metaverse
【活用例】
ビジネス用途でのオンライン会議をはじめ、研修、レッスン、オフサイトやイベント・交流会等。
通常のオンライン会議同様、利用者はPCやモバイル端末から、URLにアクセスするだけでブラウザ上にてメタバーススペースへの入室が可能。VR用のゴーグルやヘッドセットなしで、簡単に利用できる
2.デジタルツインでリアル空間とメタバース空間を同時利用
リアル空間には、時間や距離、移動の必要性などから「集まりたいときに集まれない」課題がある。インスタベースで提供するスペースをデジタルツインとしてメタバースにも構築し、同時に利用できるようにすることで、相互を映像と3D空間で接続し、時間や距離の関係でリアル空間で参加ができない利用者とも空間を共有することが可能になる。
2024年初春頃に実証実験を行う予定。
3.付加価値のある空間体験
来年度はスポンサードでブランド広告型の空間提供やECと連動したプロダクトプレイスメントのある空間などを提供していくことを予定。参入企業とともに、利用者にとって付加価値のある空間を提供するビジネスモデルに取り組む。
「METAGO」について
METAGO(メタゴー)は、メタバース空間の構築と空間運用ポータルシステムによるサービス。バーチャルオフィスやメタバースイベント、常設型空間など、様々な目的に合わせたメタバースの利用方法を提供。
METAGOバーチャルオフィス:https://www.crossco.co.jp/service/metago/index.html
METAGOイベントパッケージ:https://crossco-metago.studio.site
「インスタベース」について
インスタベースとは、日本最大級のレンタルスペースの予約プラットフォームです。貸し会議室、セミナー会場、レンタルスタジオ、レンタルキッチン、レンタルサロンなど、30分間から予約できるレンタルスペースを全国で30,000件以上掲載。利用者数は延べ1,500万人を超え、幅広い年代のユーザーに利用されている
公式サイト:https://www.instabase.jp