【特集:リアルイベント復活の舞台裏】「品質の高さが、いま活きる」モニック 佐藤 欽哉さん
特集:リアルイベント復活の舞台裏 より
【家具レンタル】
モニック(株)
代表取締役社長 佐藤 欽哉さん
コロナウイルスとイベント業界の戦いは続いている。参加人数制限の緩和は8月末まで延期。
特集、リアルイベント復活の舞台裏では、目まぐるしく変わる情勢のなかイベント人が奮闘する姿をお届けする。
緊急事態宣言から条件付きながイベント開催ができるようになった。イベント関連企業の方々に、コロナ禍での事業の影響、イベント再開へ向けた準備、これからのイベントはどうなっていくのかをうかがった。
品質の高さが、いま活きる
コロナウイルス禍の影響
東京2020の延期や展示会の中止・延期など、3月から大・中規模のイベントはほとんどなくなってしまいました。6月の株主総会や小さい催事が少し残ったくらいでした。
コロナ前までは、たくさんある展示会やイベントをどう回していくか、と突っ走ってきたのですが、それが一斉になくなりました。売上が大幅に落ちたことも深刻ですが、仕事がないことが、これほどスタッフの士気を下げるのかと心配しています。
イベント再開に向けた準備
サーマルカメラなど感染症対策の機器を拡充し、運用のノウハウも蓄積しています。7月末から展示会がスタートするので、安全なイベント開催に力を発揮すると期待しています。また、イベントが動いてない時間に、3年5年先を見据えて、新たな取組みなど私たちも進化し社会貢献する方法を探っています。
イベントはどう変わるか
オンラインイベントが当たり前になってきましたが、やはり画面を見て話すより、直接会ったほうが、口調の強弱や顔つき、その場の雰囲気が伝わり、モチベーションも上がりますよね。こうした温かみのあるコミュニケーションはこれからも必要だと思います。イベントがなくなり、つらい日々でしたが、必ず、必ず、戻ると信じ、準備をしています。