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新街・竹芝の可能性 -東京ポートシティ竹芝ポートホール/ポートスタジオ –
- 2020/8/11
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- スタジオ, ポートスタジオ, 東京ポートシティ竹芝ポートホール, 竹芝
4K最先端プロジェクターに、400インチ2画面の広大なスクリーンが特徴の東京ポートシティ竹芝ポートホール/ポートスタジオ
リアルタイムデータ活用など、来訪者が都市型スマートビルの最先端を体験できる「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」が9月14日に開業する。都内では、続々と新ビルオープンの情報が届くけれど、東京・竹芝の開発は、聞くほどに、新ビル開業というよりも新しい街が開かれる広がりを感じるトピックスばかり。開発背景や街づくり、イベント会場の位置付けまで、竹芝プロジェクトを推進する東急不動産のお二人に話を伺った。
2020年9月誕生の東京ポートシティ竹芝ポートホール/ポートスタジオ
東急不動産では、2013年から鹿島建設とともに「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の事業を推進。東京都が推進する「都有地を活用したまちづくりプロジェクト」の一環で、2015年には国際戦略特区の認定も受け国際ビジネス拠点の創出を目指している。
「東京ポートシティ竹芝オフィスタワー」は、地上40 階、地下2階、延床面積約18万㎡の大規模複合施設で、9~39階のオフィスフロアにソフトバンクグループが入居、8階にはシェアオフィスとスタジオ、1階にはホールを設置し、官民合築として低層階2〜5階に東京都立産業貿易センター浜松町館が入居、1〜3階には商業エリアとして飲食店等の21店が出店する。
新規事業や実証実験の場として 新しい取り組みを醸成したい
国際ビジネス拠点の つながる機能
これまで竹芝エリアは浜松町駅から進んでいくと、高速道路が上空を走り、心理的に分断されたエリアだった。
「国際ビジネス拠点の創出のため、まず道路整備として駅から歩行者デッキを渡し、歩行者ネットワークの整備をしました。また、コンテンツ産業集積のため、ホールは集客の大きな役割を果たし、IoTを駆使した都市型のスマートビルは、エリアでのひとの快適な行動の支援をします」と、井戸さんは話す。
「もっとも特徴的なのは、スマートビルの機能で、リアルデータ活用」と続ける。
具体的には、混雑状況・環境情報をリアルタイムにデータを取得し、デジタルサイネージ上に表示したり、オフィスワーカーや飲食店舗にフィードバックしたりといった仕組みが実装される。
ビル内の1000個の最先端のセンシングデバイスとエッジ解析により実現しているという。
「店舗やビル内の出入りの移動データを、AIカメラやWi-Fiのデータを解析して属性情報と合わせることで、店舗テナントは施設利用の傾向情報を分析したレポートを受取ることもできます」とマーケティング支援にも展開される。
地域住民・行政と連携して 規制緩和へ挑戦。 イベントでのまちづくりも
官民2つの会場で 企業を支援
東京ポートシティ竹芝オフィスタワーには、「東京都立産業貿易センター浜松町館(2〜5F)」と、東急不動産が企画、インフィールドが運営する「ポートホール(1F)/ポートスタジオ(8F)」がある。
「ポートホール/ポートスタジオ」の企画に携わった土井さんは「国際ビジネス拠点創出の一つのテーマにデジタルとコンテンツの産業発展があります。ホールではコンテンツ発展が見込まれる映像をメインに据えることを考え、4Kの高精細プロジェクターと400インチ2面の広大なスクリーンを供えました。スタジオは今後配信系スペースの需要がふえると考え企画しました」と説明する。
イベントは加速度的にカタチが変わるなか、スタジオでオンラインイベントを、ホールではVIP向け展示会といったハイブリッドイベントの問合せもあるようだ。