11月19日と20日の両日、ひろさきセレクトショップin乃村工藝社が開催された。
昨年に続き2回目となる今回は、地酒や工芸品、りんごジュース、お菓子、惣菜など前回を大きく上回る200品目の弘前市の特産品を販売したほか、工芸品制作のワークショップ、弘前市の葛西憲之市長による観光PRなども行われた。
乃村工藝社本社のあるお台場近隣の企業などから多数が会場に足を運び、昨年を上回る売上をあげただけでなく、さくらや紅葉、天守曳きでメディアにも多数取り上げられた弘前城といった、弘前の魅力をアピールした。企業と自治体が協力する新しい地域創生の形を目指す。
開催前夜の18日にはレセプションが実施され、葛西市長が弘前城、さくら、紅葉、りんごなど弘前市の魅力をアピール。また会期中には、メゾン・エ・オブジェで2年連続で受賞したブナコの倉田昌直社長がみずから、伝統工芸の技を乃村工藝社のデザイナーたちに指南。ブナ材をテープ状に巻いたものを指で押し出して成形する独特な工法に「仕事でしている空間デザインとは異なる作業でむずかしかったが、楽しめた。発想のヒントになるかも」と感想を話していた。