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- パシフィコが展示会アプリの実験開始 ~館内Wi-Fi拡充を背景に
パシフィコ横浜は6月5日、「スマートフォン向けアプリ(展示会支援)」の機能概要と実証実験の開始を発表した。
同施設では、利用者満足度向上のため、デジタルネットワーク環境整備を進めており、今年秋から海外からの来場者が多い展示ホールとアネックスホールで「無料高速無線LAN(Wi-Fi)」のサービスを開始する予定となっている。
展示会アプリは、Wi-Fi整備と併せて、主催者、出展者、来場者の施設利用時の利便性を向上するために、国内MICE施設として初めてオリジナルのスマートフォン向けアプリを開発し、提供するもの。
今回、パシフィコ横浜で開催される展示会で行う実証実験で使用された「スマートアプリ(仮称)展示会支援―<テスト版>」は、タイムライン、QRコード読み取り、カメラ、メモなどの機能が搭載されており、来場者が気軽に展示会の内容についてメモ、配信できるようになっている。実験は3日間の会期中に約100人を対象に行われ、使い勝手や情報発信効果の検証、利用者から要望を収集し、2016年度内の本格稼働に向けて、よりユーザビリティの高いアプリ開発を推進する。
同アプリの導入により、展示会の情報発信の強化や来場者の展示会情報の整理・報告書作成の効率化、来場者情報・行動履歴のデータ化といった効果が期待されている。また、館内のカフェレストラン情報だけでなく、将来的には周辺エリア情報なども配信し、グローバルMICE戦略都市・横浜の一員として地域のさらなる発展への貢献も目指す。