リードエグジビションジャパンは11月24日、ベルサール新宿グランドで「第3回ライブ&イベント産業展2016開催発表・説明会」を実施した。来年のライブ&イベント産業展は幕張メッセで7月6日から8日の期間実施される。
石積忠夫社長は開会の挨拶で、次回開催は600社が出展、昨年の377社の出展から規模が1.5倍になることを述べたほか、2014年に同展を立ち上げた理由・目的について紹介。音楽などコンテンツ関連企業が収益源をライブへシフトしたこと、販促・宣伝のために「イベントを重視する企業が増加、地域活性化イベントが増加、東京オリンピック決定により、専門展を開催する意義が大きいと判断したことをあげた。また、前回開催の成果として、世界野球プレミア12事務局がオフィシャルグッズ製作を発注、よみうりテレビがベストヒット歌謡祭2015のライブ会場演出を発注、イオンレイクタウンがハロウィンイベントを発注、九州の国際マラソン大会が各種現場用品を発注、サマーソニック2015が、落雷抑制システムズに雷対策装置を発注したことなど、具体的な事例をあげて、これまでになかった新たな出会いが創出されたことを語った。前回の来場者数は予定を下回る17157人だったものの。アンケートによると74億円の商談効果が上がったという。
今後の出展規模は来年が600社、以降850社、1,150社、1,450社、1,800社と拡大していいく予定、来場者も5年後には6万人を目指すという。
また統括事務局長の岡部憲士は、出展対象企業と来場対象企業、出展のメリット、会場構成、新しい企画を説明した。新たに空間デザイン・装飾ゾーンや、アトラクション・遊具ゾーン、チケッティング・決済ゾーン、集客プロモーション支援ゾーン、イベント運営本部支援ゾーン、イベントセキュリティ・安全対策ゾーンなどを加えて、ライブ・イベントに必要な多様な製品やサービスを網羅する構成となる。
また、出展者へのステージ会場の提供、屋外展示エリアの設置などの新企画も用意する。
開催発表・説明会では、産業タイムズ社代表取締役社長の泉谷渉氏の講演も行われた。
泉谷氏は『2020年に向け、劇的に拡大する「生の体験」マーケット〜ライブエンターテイメント+イベントの最新動向〜』と題して、ライブエンターテイメント、企業イベント、商業施設イベント、地域活性化イベント、スポーツイベントの市場規模や将来性について、現場取材に基づいた報告や知見を明らかにした。
出展に申込みや問合せは、事務局(Tel:03-3349-8507またはEmail:live-expo@reedexpo.co.jp)まで。