野村が斬る! こんな展示ブースはダメだ その1

はじめまして。BtoBマーケティングコンサルタント・中小企業診断士の野村昌平です。

展示会に多額のコストをかけて出展しても「なかなか成果に結びつかない」、「思ったような成果が上がらない」とお悩みではないでしょうか。

野村先生「展示会は成果に繋がらない」と考えているとしたら、それは間違いです。貴社の展示会出展のやり方を見直した方がいいですね。

私は長年IT系ベンチャー企業で営業・マーケティングを担当していました。実は私自身も「出展で名刺は集まるが有効なものが少ない」、「成果につながらない」と感じる一人だったのです。しかし、あるとき自分たちのやり方を変え、戦略を立て実行したところ、確実に成果が出るようになりました。

現在はその経験を活かし、BtoB企業に対して展示会出展をはじめとしたマーケティング・営業の仕組みづくりのお手伝いをしています。

この連載では実際に出展したブースの事例を野村の目線で鋭く斬り、失敗したポイント、改善策をズバズバ指摘していきます。出展から成果を上げるためにはどのような戦略を立てなければならないのか、なぜ成果が上がらないのか、どのようなブース構成にすべきなのか、フォローはどうすべきなのかなどについて失敗例を見ながらご説明していきます。

2−1野村が斬るブース手はじめに犠牲になるのは、この媒体の編集部。「月刊イベントマーケティング」が今年1月26・27日のイベントJAPAN2016に出展したブースです。

この連載依頼を受けたときに、ブースの写真を見るだけでなく、出展コンセプトもヒアリングしました。ブースの外観は、ポップなデザインやブロックを使用したユニークな施工、プロジェクターや大型スクリーンを設置したセミナースペースと、いろいろと工夫はされているのですが、マーケティング視点で見ると、突っ込みどころがたくさんあります。

あまり厳しくダメ出しをすると編集部との関係がギクシャクしてしまうかもしれませんが、みなさんの出展成果向上のために手加減せずに立ち向かっていきます。連載中止になったらスミマセン。

 

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