シェアオフィスビル「Lowp(ロウプ)」(東京都新宿区市谷左内町5)が3月14日、オープンした。運営は、広告企画制作を行う株式会社ロウプ。
Lowpは、シェアオフィスとして個室のレジデンスルーム、固定デスクのレジデンスブース、フリーアドレスの小ワーキングスペースの3タイプが用意されており、入居者専用の会議室、屋上のルーフガーデンがあるほか、モノづくりやワークショップができるシェアガレージ
「MICRO FACTORY(マイクロファクトリー)」、プロ仕様のキッチン「Share Kitchen」を備える。
シェアガレージ「MICRO FACTORY(マイクロファクトリー)」は、 レーザーカッターや3Dプリンタほかさまざまな工具類が揃えており、マイクロファクトリー専用会員とシェアオフィス会員が利用できる、大人の工作室となっている。
また、「Share Kitchen」は、平日夜や休日にレンタル利用が可能で、入居者はプロ仕様のキッチンを使って、家族・友人を招待してのイベントや仲間との食イベントなど、食を通じたコミュニケーションの場として活用できる。なお、平日は「Lowp KITCHEN」としてデリバリー・テイクアウト専用のチキン料理を提供している。
3月17日に行われたオープニングイベントで、ロウプ代表の中西さんは「工具を用いたモノづくりも、キッチンを使った食も、広告企画制作などのプロモーションもある意味モノづくり。モノづくりを広義な意味で定義し、その場としてふさわしい環境を提供します。コンセプトは365モノづくり」と説明。またモノづくりについて「誰からも頼まれていないことを表現することはすごく面白い、楽しいことや面白いことというのはアウトプットのその先をあまり考えていないけれど、アウトプットしづつけることで意図しないひとやコミュニティと出会う」と自身の経験談をふまえその意義を伝え、さらに多くのひととこの場をシェアし、大胆なビジネスやムーブメントの起こる起点となれればと期待している。
「Lowp」では内覧会を随時行っており、すでに仮予約も入っているという。また、毎週金曜日には「CRAFTEC」というイベントの開催を予定しており、「MICRO FACTORY」を使用してワークショップ形式でモノづくりの体験を提供する。
内覧申込みや詳細については、公式サイトhttp://lowp.jp、または事務局(TEL03−6824−9020)まで。