イベントの専門的な実務能力を客観的に証明する資格制度の「イベント業務管理士2級」試験の実施が年2回になった。これまで2級試験は11月に実施されていたが、2016年度から7月にも行われる。また、受験資格の年齢制限も外し、実務経験が3年以上であれば、受験可能となる。年2回の試験実施で、2級試験合格者のみが申し込むことのできる1級試験への受験機会がふえる。
2016年度の「イベント業務管理士2級」試験は、7月9日が東京・大阪(申込期間:6月19日)、11月19日が札幌・東京・大阪・福岡(同:8月1日〜10月30日)で実施される。
また、上記試験のほかに日本イベント産業振興協会が実施する「イベント検定」、「スポーツイベント検定」、「ユニバーサルイベント検定」の3つの検定についても、試験を年に2回にふやし、18歳以上を受験資格としていた年齢制限を外し、誰でも受験が可能となった。
「イベント検定」はイベントの基礎知識を体系的に身につける検定、「スポーツイベント検定」は、スポーツイベントに関する知識やスキルを評価する検定、「ユニバーサルイベント検定」は高齢者や障がいがある人も含め、誰もが楽しめるイベントにするための基礎知識、スキルを評価する検定。
2016年度の検定試験は、3つとも共通で、8月20日、2017年2月25日に東京、大阪ほかで開催される。
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