国内最大規模の国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー16」開催決定

フェスティバル/トーキョー実行委員会(名誉実行委員長:高野之夫 豊島区長、実行委員長:福地茂雄 公益財団法人新国立劇場運営財団顧問)は、フェスティバル/トーキョー16 の開催と参加アーティストを発表した。同時代の舞台作品の魅力を多角的に紹介し、舞台芸術の新たな可能性を追求する国内最大規模の国際舞台芸術祭。9 回目の開催となる本年は、2016 年 10 月 15 日(土)~12 月 11 日(日)までの 58 日間、国内外のアーティストが結集。ヨーロッパの演劇シーンをリードする現代の巨匠、クリスチャン・ルパが待望の初来日を果たすなど、F/T でしか出会えない海外の大作から、” プロジェクトFUKUSHIMA! ”による市民参加型イベントなど、多彩なプロジェクトを展開する。また、2014 年度から開始した「アジアシリーズ」では、東南アジアの舞台芸術シーンにおいて急速に存在感を高めるマレーシアを特集し、多様な民族、文化が混在する複雑な状況を反映した作品の紹介と国際的な文化交流の促進を目指す。

【参加アーティスト&カンパニー】
●クリスチャン・ルパ
●パク・グニョン×南山芸術センター
●セバスチャン・マティアス
●スザンネ・リンケ
●アジアシリーズ vol.3 マレーシア特集
●イデビアン・クルー
●マレビトの会
●プロジェクト FUKUSHIMA! 他

【フェスティバル/トーキョーとは】
フェスティバル/トーキョー(F/T)は、東京芸術劇場をはじめ池袋エリアに集結する文化拠点を中心に開催する、国内最大規模の国際舞台芸術祭。2009年に誕生し、過去8回の開催。昨年秋に開催されたF/T15は、F/T実行委員会、豊島区、公益財団法人としま未来文化財団、NPO法人アートネットワーク・ジャパン、アーツカウンシル東京・東京芸術劇場(公益法人東京都歴史文化財団)が主催し、文化庁による助成、多くの企業の支援のもと2015年10月31日(土)から12月6日(日)までの37日間、開催。毎年、国内外の先鋭的なアーティストが集結し、都市型フェスティバルの可能性とモデルを更新するべく、新たな挑戦を続けている。
ウェブサイト: http://www.festival-tokyo.jp

【参加アーティスト&カンパニー紹介】
●クリスチャン・ルパ [演劇] [ポーランド]
カントル、グロトフスキと並ぶポーランド演劇の真骨頂、ヨーロッパの演劇シーンをリードする現代の巨匠、待望の初来日。F/T16のメインプログラム。

●パク・グニョン×南山芸術センター [演劇] [韓国]
韓国政府による助成金拒否というスキャンダルを乗り越え、ソウル市南山芸術センターと協力し公演を実現。神風特攻隊に志願した韓国兵の話などの問題作。

●セバスチャン・マティアス  [ダンス] [ドイツ]
東京とデュッセルドルフという二つの空間が設定され、そこに身体、美術、音楽そして観客までもが投げ出される。ドイツダンスの先端を駆け走る超話題作。

●スザンネ・リンケ  [ダンス] [ドイツ]
マリー・ヴィグマン最後の弟子でドイツ表現主義舞踊の砦スザンネ・リンケが16年振りの来日公演。待望のワークショップも実現、スザンネ・リンケの身体に学べ。

●アジアシリーズ vol.3 マレーシア特集[演劇][ダンス] [アートプロジェクト][マレーシア]
多様性と対立の内部から、それを越える新しい世代の出現を予言する。多民族社会マレーシアの現在を紐解く演劇、ダンス、カードゲームなどのプログラム。
参加予定アーティスト:
ASWARA – マレーシア国立芸術文化遺産大学、インスタントカフェ・シアターカンパニー、レンシン・リー

●イデビアン・クルー [ダンス] [日本]
井手茂太を中心としたダンスカンパニー「イデビアン・クルー」。生活の中で家族、友人、仲間と自分の間に起こるすれ違い、哀しみが笑いとなって展開するイデワールド。本年12月で事業を終了するにしすがも創造舎へのサンキュー&グッドバイプログラム。

●マレビトの会  [演劇] [日本]
マレビトの会とF/Tが共同で進める長期プロジェクトの1年目。福島の記憶の深層を描く。
併せてマレビトの会・代表の松田正隆の教育する学生たちの成長を期待する企画でもある。

●プロジェクトFUKUSHIMA! [音楽][ダンス] [日本]
池袋西口公園に現れる池袋と福島を繋ぐ踊りと音楽の輪。全国から寄せられた布地を縫い合わせた大風呂敷を広げた会場で、アーティストによるライブやオリジナルの盆踊りを開催。「FUKUSHIMA」をポジティブな言葉に変えていくためのF/T16のオープニングプログラム。

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