野音に台湾の若手アーティスト集結  〜 TAIWAN FESTA 2016(7/30・31)

代々木公園野外音楽堂広場で7月30・31日の2日間、「台湾の魅力発見!台湾フェスタ2016 NEXT TAIWAN」 が開催される。

主催は、台湾フェスタ実行委員会、共催は日本華商総会となっている。オフィシャルサイトはこちらhttp://twfes.com/。

実行委員会発表の来日アーティストの出演予定は以下の通り

★7/30(土)MUSIC OF TAIWAN day1 「TAIWAN NEW WAVE」
進化を続ける台湾ポップスの未来を担う若きアーティストの共演

・安溥(英語名:anpu)(アンプ)

中華圏の音楽シーンにおいて、安溥anpuは特別なクリエイターでありアーティストである。15年を超える創作とライブのキャリアにおいて、彼女は、世代やジャンルを超えた沢山のファンを持つ数少ない女性歌手の一人である。以前、張懸という名前で活動していた10年の間に、中華圏においてプロデューサーとして、歌手として、クリエイターとしてあらゆる音楽賞を無数に獲得し、数万人規模のコンサートのプロデュースを成功させ、詩集の出版も間近に控えた今、この世代を最も象徴する作家であると言われている。

ステージの上の彼女は、常に自分を持ち、自由で、落ち着いた様子で、そのフォークやオルタナティブロックな雰囲気の楽曲と文学的な詩の歌において光り輝くのである。彼女の深みがあるが心に響き、そして皆の記憶に深く残る歌声は、かつてあるメディアにアジアのPatti

SmithやCat Powerのようだと形容された。独特で創造性に富んだ言葉選びと多元的なイメージを創出していて、多くの音楽ファンが毎年彼女の歌詞や演出を心待ちにしている。

 

・來吧!焙焙!(英語名:Come on! BayBay!)(ライバ・ベベ)

 

鄭焙隆、鄭焙檍の兄妹により2006年の冬に結成。台湾の大小様々なフェスティバルに出演をし、海外へも活動を広げている。「彎的音樂」というレーベルより《無所畏懼與寬容》(2009年)、《真實的印象》(2012年)の2枚のアルバムを発表し、シンプルで味わいのある曲風と深みのある歌詞により台湾の文学青年の間で特別に愛される存在となる。

2010年に台湾最大の音楽賞である第21回金曲獎での最優秀ユニットにノミネートされた後、自身で音楽レーベル「自主練習工作室」を立ち上げ《私人經驗》をリリース。バンド編成でのライブを開始し、台湾インディーズで確固たる地位を築く。

「來吧!焙焙!」は台湾のフォークロックの進行形そのものであると言えるだろう。

 

・陳零九(英語名:Nine chen) (ナイン・チェン)

 

偶然にも小学校から高校生まで座席番号が全部九番だったので、陳零九がアーティストネームになった。くじけない気持ちと信じる気持ちはゆっくり強くなっていき、生活の中のストーリーをメロディーに変えていくことがたまらなく好き。音楽を作ることは人生そのものだから。台湾ポップス界の注目のシンガーとして若者を中心に人気を博している陳零九。待望の来日公演となる。

 

・台客電力公司(英語名:taiko electro company)(タイコーデンリョクコウシ)

 

台客電力公司は2016台湾でもっとも注目の台湾語テクノミュージックの新星だ。街でもネットでも話題騒然の、ボーカルギターの柯大堡KoDaBowとDJの大衛の2人テクノユニットである。様々なテクノミュージックの要素を取り入れ、旧来の台湾語歌曲のあらゆる枠組みを超越した楽曲で、流行音楽シーンに新たな一石を投じるのである。

 

 

 

★7/31(日)MUSIC OF TAIWAN day2 「TAIWAN ORIGINAL」

台湾音楽の伝統と現代音楽の要素を併せ持つ注目のアーティストの共演

 

・夾子電動大樂隊(英語名:THE CLIPPERS BAND)(クリッパーズ)

 

夾子電動大樂隊は台湾インディ創成期よりボーカルの小應(シャオイン)を中心としてあらゆるフェス、コンサート出演をしてきた、結成20年の大ベテランバンドであり、幾多のメンバーチェンジを経て今に至る。今までに8枚のアルバムを発表し、中でも「轉吧!七彩霓虹燈」という曲は台湾ロックのアンセムとして今も人々に親しまれている曲である。様々なジャンルの音楽を吸収し、彼らのライブは民間芸術であるトークショウ、ソロパフォーマンスの要素も取り込んだエンタテインメント性の高いショーとなっている。小應は俳優として映画出演なども多く、マルチな才能で活躍している。日本でも有名な大ヒット台湾映画「海角七号 君想う、国境の南」での水蛙(カエル)役で彼の演技を目撃している人は多いはず。

その愛すべきキャラクターで日本のファンも少なくないであろう「夾子電動大樂隊」待望の東京公演である。

 

・巴賴(英語名:balai) (バライ)

https://www.youtube.com/watch?v=RsXFCLz0qDE

 

大都会高雄で生まれ育ったパイワン族の青年-バライ-は台湾の都市で育った新世代の原住民シンガーソングライター。2012 年に「臺灣原創流行音樂大獎」並びに2014年に「原BAND大賞コンテスト」でそれぞれ1位と2位を獲得する。その後日本や韓国、香港中国でも公演を行い、自身の音楽を磨き上げる。ギターの伴奏と、老人のような重みのある歌声で、原住民としてのDNAを場の持つスピリットと土地に宿る魂に融合させて創作を重ねている。そして2015年に発売されたアルバム「古老的透明」が本年度の金曲獎最佳原住民語歌手獎にノミネートし、大きな注目を集めている。

 

・楊大葳楊大葳(英語名:yang da wei)(ヤン・ダーウェイ)

 

台湾のロックバンド「青春大衛」のボーカル。圧倒的に骨太なボーカルと、民謡とポップスの要素がバランス良く絡み合う楽曲で話題となる。ソロでのライブも活発に行っており、将来の台湾歌謡ロック界を牽引していくアーティストとして期待されている。

 

★特別ゲスト

本名 大久保麻梨子(MARIKO)

https://www.facebook.com/0907Mariko/

 

「Sea Story Audition 2003 マリンちゃんを探せ!」でグランプリに選ばれ芸能界デビュー, 2011年から台湾に移住して中国語を学びながら台灣での芸能活動を開始。2013年10月出演作品【愛情替聲】が脚光を浴び台湾最大のテレビアワード「第48回金鐘獎」テレビ映画部門の最優秀助演女優賞を受賞。これは日本人として初めての快挙を達成しました。

 

目標は女優業とともに台湾アンバサダーとして、日本と台湾の橋渡しが出来る事を目標としている。

台灣在住日本人女優、タレント/第48回 金鐘獎 助演女優賞受賞/二ヶ国語エッセイ/作家/台日生活文化達人/台灣アンバサダー

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