株式会社トーハン(本社・東京都新宿区、藤井武彦社長)は、8月11日~8月16日に台湾台北市・世界貿易センターで開催された「第17回 台湾漫画博覧会」において、オールジャパンコンテンツエリア「ICHIBAN JAPAN日本館」の出展窓口をつとめ、運営にあたった。同博覧会は、約60万人という世界最大規模の来場者を誇るイベント。トーハンの100%子会社で同博覧会主催団体の幹事社でもある台湾東販股份有限公司(本社・台湾台北市、齋木祥行総経理)を台湾側の運営母体とし、オールジャパンコンテンツエリアを運営。開幕当日は、日本の文部科学省にあたる台湾・文化部の丁政務次長による視察や、台湾内外の多くのメディアが取材に訪れるなど、日本コンテンツをアピールする絶好の機会となった。日本館に設置されたステージでは、来年3月に台北市でのライブを控えた歌姫「May’n」、今年6月に台北市でフリーライブを開催した「チームしゃちほこ」が登場。また、創立10周年を迎えた「スタジオカラー」で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の作画監督を務めた「林明美」、映像ディレクターの「吉崎響」によるQ&Aなど、6日間で計35回のステージイベントで、台湾のファンとの交流を深めた。日本からはブース出展等18社の企業が参加し、来場者数の多い同博覧会を台湾消費者との接触機会として積極的に活用し、プロモーション活動を展開。参加企業は、ステージ活用や、海外ならではの企業間コラボレーション企画など、日本では実現が難しい活動も実施した。出演した日本のアーティスト、アイドル、アニメーター、モデル等は総勢で約20組となり、出展者、メディア等も合わせて同博覧会史上最多の日本関係者が参加する規模となった。さらに、多くの台湾地元メディアが会期前から報道を行い、台湾の日本コンテンツへの注目度の高さが改めて実感されるイベントになり、台湾の有名ブロガーのSNSによる情報発信等、会場外への露出効果も期待されている。日本コンテンツの翻訳版が大半を占める台湾のコミック・アニメ市場における同博覧会は、従来から日本のコンテンツに親しんだ若者が多数来場する場としても認知されていて、同博覧会・日本館での各種ライブ、展示、物販は、コミック・アニメの枠を超えた日本のコンテンツ、商品、サービスの将来の顧客創出につながる機会となった。トーハン海外事業部では、日本館運営による会場内での露出効果は約20万人、メディア等での露出効果については、台湾外含め100万人以上で現在も増え続けていると見込んでいる。
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