株式会社セレスポ(東京都豊島区)は、11月28日にイベントの持続可能性に関する国際標準規格ISO20121認証を取得した。ISO20121は、イベント産業の環境面、社会面、経済面への影響を配慮したマネジメントシステムを実証するための規格。ロンドン五輪を皮切りに、リオでも採用され、2020年の東京五輪でも適用が予定されている。
12月13日に行われた認証授与式で稲葉利彦代表取締役社長は、「認証を機に、受託したイベントすべてにおいて、できるかぎりサステナビリティの考え方がカタチとなるようにしていきたい」と語った。
国内ではほかに、日本コンベンションサービス株式会社、世界トライアスロンシリーズ横浜大会組織委員会が認証を受けており、セレスポは3例目(SGSジャパン株式会社調べ)。イベント制作会社として組織全体(全国26拠点)を対象にした認証取得では日本初となる。
授賞式にはISO20121策定会議 議長を務めたフィオナ・ペラム氏も参加。「日本からのインプットは意義深い」と認証について感想を述べた。