「SENSORS IGNITION 2017」が3月23日、虎ノ門ヒルズフォーラムで開催される。
3回目となる今回の開催決定が発表された年始から、続々と登壇者を発表。キーノートには、演出振付家でダンスカンパニーELEVENPLAYを主宰するMIKIKO氏とライゾマティクスの真鍋大度氏というリオデジャネイロオリンピック閉会式の演出チームが、「グローバルに通用するクリエイティブとは?」をテーマに登場する。
また、AI、VR 、グローバル時代のメディア・コンテンツビジネスなどをテーマにしたセッションも展開。「近未来社会予測 ~AI、ロボット」のセッションには、筑波大学 助教 でメディアアーティストの落合陽一氏と『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』、『ひるね姫』の神山健治監督。「VRクリエイティブ最前線」にはライゾマティクス代表の齋藤精一氏が決定しているほか、「メディアの未来」にBuzzFeed Japan 編集長の古田大輔氏、VICE 編集長の佐藤ビンゴ氏、クリエイエティブラボPARTYの中村洋基氏の登壇が、そして「日本3.0 日本の将来、何に投資すべきか?」にGLOBIS CAPITAL PARTNERS パートナーの高宮慎一氏、iSGS パートナーの佐藤真希子氏、NewsPicks編集長の佐々木紀彦氏の登壇が発表されている。
セッション以外にも、IGNITION展示には、ココノヱの若手で制作した新コンテンツ「ピーポーパニック!」や日本テレビとヤマハによる新技術で人間の動きと感情をHMDを使うことで視覚化できる「テオミルン」など、体験型展示や最新プロダクト・サービスを集めているほか、スタートアップブース、パートナープレゼンテーションなども用意されている。
昨年8月にイベンターの夏フェス「BACKSTAGE」に登壇した日本テレビの原浩生さんは、SENSORSの取組みについて「テクノロジーの進化によって変化するエンターテインメントやメディアのあり方、ビジネスをひとつの番組でなくwebメディアやイベントと合わせて実践するプロジェクト」と説明している。
今回も、最先端の領域を取り扱い、テクノロジー×エンターテインメント×ビジネス の今が分かるイベントを目指す。
来場には、事前登録が必要。イノベーターズセッション+展示 Passは6,000円、展示 Passは無料となっている。
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