Shureはオランダ・アムステルダムで開催中の世界最大級の業務用AVインテグレーションシステムの展示会ISE 2017において、ULX-D®デジタルワイヤレスシステムを含む5つの製品カテゴリで新製品を発表した。いずれの製品も日本での発売に関する詳細情報は未定。

ULX-D®デジタルワイヤレスシステムにバウンダリー型とグースネック型の送信機が登場

先進的な技術で圧倒的な音響性能と信頼性を誇るULX-D®デジタルワイヤレスシステムに、ビジネスミーティングの場に最適なバウンダリー型(ULXD6)とグースネック型(ULXD8)の送信機ラインアップが追加。既存の通信プラットフォームを活かした、高音質・低遅延での多チャンネル運用が可能に。アルカリ単三電池とリチウムイオン充電池SBC900Aの両方に対応、専用ネットワーク・チャージステーションも発売予定。

Micorflex WirelessにHigh Densityモードが登場

1.9GHz帯域採用のMicroflex Wirelessに、新機能が追加。Shure独自のテクノロジー「High Density（ハイデンシティー）モード」が、ファームウェアの更新により、Microflex Wirelessでも利用可。これにより、本モード運用時には、従来の2倍である最大80チャンネル(※)の同時運用が可能に。
（※）実際の運用状況により、使用可能なチャンネル数は異なる。

オーディオプロセッサー IntelliMix P300含む3機種を発表

Shure独自のDSPテクノロジー IntelliMixを搭載、会議用途に特化したコンパクトなデジタルオーディオプロセッサー、 IntelliMix P300を発表。Dante接続に対応し、MICROFLEX™ ADVANCE™、 Microflex Wirelessと組み合わせた設置が可能。 この他、最大4ch応のANIUSB-MATRIX、ANI22の合計3モデルを発表した。

同時通訳ユニットの新製品を発表会議システムDCS6000対応製品ラインナップとして2モデルを発表。

同時通訳ユニットは、3系統の通訳チャンネルに対応、大型カラーディスプレイを搭載し、更にNFCカードに対応、スピーカーも内蔵。この他、ネットワーク制御に対応した電子掲示ネームサインを同時発表した。