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- 田中旅日記 与那原はよなよな(その3)ちっこい師匠のこと
1月14日〜16日、沖縄の新MICE施設が建設される与那原町に、MPIのツアーで行ってきました。
レポートの続きです。その1の沖縄新MICE施設のくだりはこちら
https://www.event-marketing.co.jp/contents/8201
<BR>その2の赤瓦と軽便鉄道のテクニカルビジットはこちら
https://www.event-marketing.co.jp/contents/8350
さて、一月半前のことをモソモソ書いていこうと思います。
中高年DISCOナイトで幕を閉じた初日に続き、2日目は、与那原マリーナでのブランチからスタート。
MICE施設のすぐ側に、豪華クルーザーが並ぶマリーナで海を観ながらランチレセプションができるとは、なんてリッチな立地…。ともあれユニークベニューとして非常に期待されております。視察当日は、大寒波!沖縄なのにコートを着ていたのですが、マリーナ感を出すために、半袖になって写真を撮ってみました。総支配人の能登敬一さんはさすが、紺のブレザーがお似合い、海の男なんザマス。
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さて、再びコートを着込んで向かったのは聖クララ協会。第2次大戦で唯一地上戦が行われ住民の1/4が犠牲になったという沖縄の建てられた13の協会のうちの1つ。戦争未亡人への職場提供、幼稚園や診療所なども兼ね備えているということで、沖縄にきてハシャギ気味のワタクシも厳粛な感じにナリました。昔の修道女さんのお部屋が、企業の研修とかでも使われるということ。その質素なお部屋をみるといかに普段ぜいたくをしているかということ、そして整理整頓の大切さをなぜか、思い知らされました。
この協会は建築物としても非常に評価が高く、DOCOMOMOの日本近代建築百選にも選ばれています。有名建築家の作品以外ではほとんどないというから貴重なものです。クララ幼稚園の卒業生で建築家である當間卓さんにお話をおうかがしました。
頭を使った後は体を動かしましょうということで、「リズム薙刀Challenge」プログラムに参加しました。
与那原町は沖縄国体の薙刀競技の会場となったことから、薙刀がとても盛んで成績優秀者を毎年輩出しております。その地元の小学生、中学生になぎなたを教わりました。「ハッソー!」。
ワタクシの師匠は一緒に写真に移っている子なんですが、小さいながら成績が優秀で、しかも教え魔といいますか。覚えの悪い中年があれやこれや考えてるウチに、新しいことをドンドン教えてくれるんです。大先生にまだそんなの早いでしょ、と怒られながらも、すぐに課題以外の技をあれこれ説明してくれちゃうんですね。地元の子供たちとのふれあいというのは、アフターMICEのプログラムでも最高のものだったかなと思います。なぎなた体験が終わった後に、ちっこい師匠がワタクシをさがしてお土産を渡してくれた時は、”うるっ”としちゃいましたもの。いやぁ、いい思い出になりました。
そんなわけで、次回は与那原町長表敬訪問、ちょっとマジメなお話です。(最終回)
ではまた来週(か再来週)