4月20日に銀座松坂屋跡地に地上13階、地下6階の複合施設「GINZA SIX」が開業します。先立って報道関係者向けに実施された内覧会では、商業施設や屋上提案、能楽堂、観光案内所などが公開されました。
イベント目線での注目は3〜5階の吹き抜け部分のリビングウオール。LEDを用いたインスタレーションをチームラボが担当。猪子寿之氏が、上下の目線で変わる見え方や、時間とともに変わる木々の色など演出の工夫を語っていました。反対側の自然の植物を用いた装飾を担当したパトリック・ブラン氏が、植物の選定や途中に階段があることを利用した会陰出などのの技巧を解説しました。
地下3階の観世能楽堂は松濤から移築してきたもの。能の舞台としてだけでなく文化・交流施設としても期待されている。480席約1600平米のキャパシティはコンベンションなどの用途に利用できるようです。
屋上は自然に親しむ近世江戸の庭園文化と町の賑わいを楽しむ製法の広場文化を融合した「GINZA SKY GROVE」をテーマに、銀座エリア最大の4000㎡の庭園になっております。中央部分はイベントなどでの活用を重視した広場ということで、銀座の夜景を見下ろしてのレセプション会場にも期待できそうですね。