誰でも楽しめる92のコンテンツを展開〜SAMURAI ISLAND EXPO’17
- 2017/4/25
- ニュース
4月22日・23日の2日間、天王洲アイル(東京・品川区)で「SAMURAI ISLAND EXPO’17」(SIE)が開催された。
1日目、コンファレンス会場Aのスタートは「ドローンとロボットが未来の何を帰るか?」をテーマに、日本マイクロソフトの増渕大輔氏、投資家で慶應義塾大学SFC研究所上席所員の千葉功太郎氏、富士ゼロックスの大川陽介氏が登壇、ドローンやロボットの最新実証情報や活用シーンの提案のほか、新たな形のコミュニティから技術革新やアイデアが生まれるといった組織論までが語られた。このセッションでは、実際にステージ上でドローンを飛ばす場面もあった。
また同会場の次のセッションでは「女性と母と仕事と社会変革」をテーマに、ウィズグループの奥田浩美氏、こども法人キッズカラーの雨宮みなみ氏、ほぼ日の篠田真貴子し、abaの宇井吉美氏が登壇。”女性は子供を産んだらキャリアがリセットされる”のかについて、現在の働き方や組織・家族とのコミュニケーションについて実体験を共有した。参加者にはベビーカーを脇に置くお父さんの姿や子供を抱っこしながら聴くお母さんの姿もあった。
AI/Roboticsを活用したパーソナル・タッチのコミュニケーション支援「TEXT WORKS(仮)」を出展していた佐藤博さんは、某大手メーカーで法人営業をしていた、いわばBtoB営業のプロ。「対面営業では手書きの手紙を商談後などに送る文化がある。印刷では出せないインクのにじみやたまりなど、手書きコミュニケーションを支援するのが『TEXT WORKS』」と、ブースでは「TEXT WORKS」の手書き風手紙作成のようすをデモ展示していた。Robotに実際の筆記具でハガキに楷書体を書かせる動きには多くの視線が集まっていた。(万年筆バージョンの動画はこちら)
また、出展ブースエリアには、ドローン体験コーナーも展開。ドローンを専用コントローラーで実際に操作できるコーナーで、参加者は約2分程度、ドローンの操縦を楽しんでいた。
天王洲アイル全体で開催されたSIE’17は、25のセッション、24のピッチ、地震対策ハッカソン、子供向けの5つのワークショップ、スタートアップ37ブース、と計92のコンテンツを展開。昨年の初開催よりも、親子で楽しめるコンテンツや双子高校生YouTuberが語るテクノロジーなど、世代を横断して楽しめるコンテンツもふえ、物事の見方を少しだけ変えたり、多様性を知り、変え方を知るいくつもの体験を提供した。