文化庁と工芸の一大産地の一つである北陸三県が協力し、北陸の工芸の魅力を世界に発信する「国際北陸工芸サミット」が開催される。11月16日~23日をコア期間とし、8月に全面開館する富山県美術館をメイン会場に、複数のプログラムで構成されるもので、現在、その中心となる、50歳以下の工芸に携わる作家、職人、デザイナーなど、若き「工芸人」を対象としたアワード「U-50国際北陸工芸アワード」の参加者を広く募集している。
<「U-50国際北陸工芸アワード」の概要>
○テーマ
「THIS IS 工芸 伝える。創る。」
○応募登録期間
5月31日(水) 23時59分まで
○賞金
最優秀賞 200万円、1名(組)
優秀賞 50万円、1名(組)
奨励賞 30万円、4名(組)
損保ジャパン日本興亜・特別賞 30万円、1名(組)
○ファイナリスト特典
「協同創造プログラム」
ファイナリスト6名(組)は、北陸の工芸環境において、ホスト(企業、工房、職人等)と協同で新しい作品を創造する特別プログラムに参加。
○応募資格
(1) 50才以下(2017年5月31日時点で)
(2) 国籍不問
(3) 作家、職人、デザイナー等、工芸制作に従事している個人もしくはグループ(法人や団体などへの所属は不問。)
(4) 2次審査を通過した場合に、ファイナリスト特典の「協同創造プログラム」に参加できること
(5) 日本国内から応募される方に限り、国内外の工芸アワード/コンペ等において入賞歴のある方
○募集対象
(1) 当アワードの1次審査では、これまでの活動や作品、工芸へ対するビジョンを選考の対象。
(2) 1次審査に通過された場合に限り、下記が審査の対象。
① 2012年6月1日以降に制作された未発表の作品、もしくは2012年6月1日以降の活動から生まれた未発表の成果品(2017年7月14日(金)までに完成できる作品に限り、応募時点で未完のものでも可)
② 金属、漆、木、紙、布、陶磁、ガラス、革、その他(またはこれらの組み合わせ)によって制作された作品
③ 形体とサイズ:立体作品または平面作品。3辺のサイズの合計が250㎝以内。重量は20kg以内。(額縁や専用台なども寸法・重量に含む)
④ 1名(組)につき1作品
○スケジュール
(1) 登録料:無料
(2) 1次審査結果発表:2017年7月中旬
(3) 2次審査結果発表:2017年9月上旬
(4) 最終審査:2017年11月22日(水)
(5) 表彰式:2017年11月23日(木・祝)
(6) 展覧会:2017年11月16日(木)~2017年1月8日(月)
(会場:富山県美術館 富山県富山市木場町3-20)
登録方法、スケジュール、応募要項など、詳細は国際北陸工芸サミットホームページから
https://kogeisummit.jp/
<問い合わせ先>
富山県生活環境文化部文化振興課 国際北陸工芸サミット担当
Tel:076-444-3436
E-mail:award@kogeisummit.jp