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「イベ博DAYS2021」bravesoft社 初のハイブリッドイベント開催へ〜「市場の過渡期にこれからのイベントの姿を業界で話し合う機会をつくりたかった」〜
ノーコードイベントプラットフォー ム「eventos」を提供する bravesoft 株式会社は、12 月 17 日に、JPタワーホール & カンファレンスとオンライン上の会場で、同社初となるハイブリッドイベント「イベ博 DAYS2021」を開催する。
登壇者には、堀江貴文さんとComexposium Japan 代表取締役社⻑の古市優子さんによるイベント業界の未来がどうなるのか、注目のセッションが用意されているほか、イベントプラットフォーマーが一堂に集まるセッションも話題だ。
開催まで残り10日に迫った12月7日、bravesoft株式会社 取締役 Event Experienceグループ統括の清田耕一朗さんと、Event Development Promotion事業部長の後藤瑞貴さんに、オンラインだけでなくリアル開催にもこだわる理由や開催の目的、当日の見どころについて、その舞台裏を聴いた。(「火曜はイベミラ部室カフェ」12月7日配信より)
「イベ博DAYS 2021」のリアル開催の目的と狙い、そして当日の見どころについて、bravesoft株式会社 取締役 Event Experienceグループ統括 清田耕一朗さんと、Event Development Promotion事業部長 後藤瑞貴さんにお話を伺います。#イベミラ #イベ博 pic.twitter.com/ZOENMmdlmK
— イベントの未来をつくる105人 (@105mirai) December 7, 2021
リアル開催にもこだわる理由
清田さんは今回のハイブリッド開催でも、特にリアルにこだわった理由について、「『eventos』というプラットフォームを提供している自分たちが、リアル開催のリスクを知った上で提案していかなければいけないという気持ちがずっとありました」と話す。
「イベ博DAYS2021」の開催は、3ヶ月前に決定しスピーディに開催に向けて社内体制がつくられたという。
この短期間で実施ができたのは、 “挑戦するイベンターの未来会議”をコンセプトに、 2020年5月からオンラインによる配信を開始し、 ”イベント”を軸としたゲストによる発信を50回以上に渡って実施してきたことも大きかったという。清田さんは、このオンライン配信で進行役を務めている。
そして、もう一つリアルにこだわった理由としては、「オンラインイベント市場の過渡期にこれからのイベントの姿を業界で話し合う機会をつくりたかった」という考えからだ。「オンラインイベントはコロナ禍での約2年数多く実施され、プラットフォームも出ているけれど、これからどうなるのか、プラットフォーマーだけでなく、イベントをサポートする企業などと一緒になって、一堂に介する場をリアルにつくる必要性を感じた」という。
「イベ博DAYS」見どころは
「イベ博DAYS」のKeynote Sessionには「イベントに未来はあるのか?」をテーマに、SNS media&consulting株式会社 ファウンダーの堀江貴文さん、Comexposium Japan 代表取締役社⻑の古市優子さんが登壇するなど話題となっている。
セッションの出演交渉には、bravesoft代表取締役CEO/CTO・菅澤英司さん、そして清田さんも関わったというが、堀江さんについて、清田さんは「僕は社会人になった当時の2000年当初、エンジニアとしてスタートしました。その頃堀江さんもエンジニアの第一線で社会の枠組みに捉われず活躍していた方でした。今の時代も、色々なルールや枠組みが変わってきていて、イベントも今後、どうなるのかというタイミングです。ヒントをいただけるようなセッションになると思います」と話す。
同じくセッションの出演交渉も担当する後藤瑞貴さんは、「コミュニティでマーケティングが変わる」のセッションを担当。「『ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング』を読ませていただいて、著者・小島英揮さんのファンになりました」と語る。このセッションでは、小島さん、株式会社スペースマーケットの高尾友喜さん、モビルス株式会社の岩田貴幸さんが登壇する。
また、ハイブリッド開催の「イベ博DAYS」のなかでも、オンラインでは配信せず、リアルのみのセッションも用意している。清田さんが「イベ博DAYS」で表現したかったセッションの一つだとも話すのが「プラットフォーマーが見る『イベントの未来』」だ。株式会社JTBコミュニケーションデザインの吉井和人さん、株式会社EventHubの山本理恵さん、ON24合同会社の上田善行さん、そしてbravesoftの菅澤英司さんというプラットフォーマーが集まる。
参加予定者は?来場目的は?
当日は5本のセッションが用意されており、その注目度も高いというのが、事前登録者によるアンケート結果にも反映されており、12月6日時点での「来場目的」の結果では、「セッションに参加したい」が34.57%と全体の3分の1、次に「イベントの最新動向を知りたい」が18.09%と、これからのイベント業界の行方を知りたいということが参加の動機となっていることがわかった。
清田さんは、「イベント業界の皆さんも、これからオンラインか、リアルか、ハイブリッドなのか、それとも別のものなのか模索し、次の一手を探しているところだと思います。『イベ博DAYS』で現状のアップデートをしていただけたらうれしい」と期待する。
また、来場目的の3番目で「ブースを見たい」という声もあるが、出展ブースのセールスを担当する後藤さんは、「イベント企画・運営関連する企業様、イベントテクノロジー関連企業様が出展していただいています。イベントプラットフォームを提供する企業もセッションだけでなく、ブース出展で管理画面などのデモもあるようです」と見どころを紹介した。
事前登録者によるアンケートの「興味があるサービスは?」の質問に、79.65%が「イベントプラットフォーム」と回答しており、まとまって確認ができるという点でブース出展エリアも注目が高まっている。
そのほか、当日リアル会場では、「リアルビジョン」という形で、来場者数、属性情報などのリアルタイム表示にもトライしており、オンラインで進むイベントの分析レポートをリアルの場でも見える化していく。
bravesoft社にとっても、初のハイブリッド開催に向け、後藤さんは「まだまだハイブリッド開催をどうしたらいいんだろうという企業さんの声も聞きます。僕たちにとってはこうですという形で提供しますので、ぜひ参加いただきたい」とメッセージした。また、清田さんは「緊張しつつもワクワクしています。来場いただいて、実践的に役立つのはイベント主催者さんや企画者の方が中心となるかとは思います。ただ、それだけではなくて、いまイベントを日常に溶け込ませることも大事だなと感じています。イベントにできればリアル会場に来ていただいて、オンラインでももちろんですが、面白いなと思っていただける体験を提供したいですね」と初開催に向けた思いを伝えてくれた。
来場は、公式ページからイベ博メンバー登録が必要で、ログイン完了後、エントリー チケットを申込むこと。
<開催概要>
開催日時:2021年12月17日(金)12:00 〜 18:00
開催場所:JPタワーホール & カンファレンス
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 KITTE 4階
料 金:無料
主 催:bravesoft
共 催:スマートキャンプ株式会社 / アルファボート合同会社
URL :https://days.ibehaku.com/?pcode=30103
「火曜はイベミラ部室カフェ」12月7日配信の動画はこちら