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ビットコインに続いて時価総額が2位のイーサリアム。
イーサリアムの現在の価格は日本円で557,611.55円です。(2024年6月23日現在)
NFTの発行・購入に利用されていたり、スマートコントラクトの実行に使われていたりと技術的なことに利用されていることが多い仮想通貨です。
そんなイーサリアムですが、このページを開いた皆さんは今後の価格がどう動いていくか、将来性について気になるかと思います。
そこで今回はイーサリアムの今後・将来性について紹介していきます。
イーサリアム(ETH)の基本情報
通貨名称 | イーサリアム(ETH) |
---|---|
時価総額ランキング | 2位 |
発行者 | ヴィタリック・ブテリン |
発行年月 | 2015年7月 |
発行枚数 | 制限なし |
用途 | 分散型アプリケーション(DApps)の開発、スマートコントラクトの実行、デジタルアセットの発行、デジタル身分証明 |
公式サイト | https://ethereum.org/ja/ |
イーサリアムとは、2015年に誕生した、分散型台帳技術(DLT)を用いたブロックチェーンプラットフォームです。ビットコインが単に「通貨」としての機能を持つのに対し、イーサリアムは「スマートコントラクト」という機能を搭載していることが大きな特徴です。
スマートコントラクトとは、プログラムで記述された契約のことで、あらかじめ決められた条件が満たされれば、自動的に契約が実行されます。
例えば、不動産取引や保険契約など、従来は仲介者が必要だった契約を自動化することができます。
NFTの発行や取引に利用されていたり、DAppsの開発に使われていたりとビットコインに比べて技術的な利用がされることが多いです。
イーサリアム(ETH)の特徴
時価総額が2位の仮想通貨
イーサリアムの特徴として時価総額がビットコインに続いて2位の仮想通貨であります。
ビットコインは発行枚数が決まっているのに対し、イーサリアムは発行枚数が決まっていません。
また仮想通貨としての役割もビットコインと全く異なります。
DAppsのプラットフォームとして広く活用されている
イーサリアムはDApps(分散型アプリケーション)のプラットフォームとしても広く利用されています。
これにより、多くのプロジェクトがイーサリアムを基盤に活動しています。
DApps(分散型アプリケーション)は、従来のアプリケーションと比べて、中央管理者が存在せず、誰でもアクセスできるという特徴があります。
そのため、金融、ゲーム、ソーシャルメディアなど、様々な分野で革新的なサービスを生み出す可能性を秘めています。
DApps(分散型アプリケーション)は、ブロックチェーン技術を利用したアプリケーションです。
従来のアプリケーションは中央のサーバーで動作しますが、DApps(分散型アプリケーション)は世界中の多数のコンピュータで分散して動作します。
この分散型の仕組みにより、中央の管理者が存在せず、単一の障害点がないため、セキュリティが高く、システムが停止するリスクが低減されます。
スマートコントラクトが実装されている
スマートコントラクトは、契約を自動で実行するプログラムです。
イーサリアムはこれを実装しており、分散型アプリケーションの基盤となっています。
スマートコントラクトは、仲介者を必要とせず、コードによって定義されたルールに従って自動的に実行されるため、透明性と信頼性を高めることができます。
また、改ざんが不可能なため、セキュリティ面でも優れています。
NFT市場で活躍している
イーサリアムはNFTの作成と取引にも使用されています。
この市場は急速に成長しており、イーサリアムの価値に影響を与えています。NFT(非代替トークン)は、デジタル資産の所有権を証明する技術であり、アート、音楽、ゲームアイテムなど、様々なデジタルコンテンツに適用されています。
イーサリアムは、NFTの発行や取引に適したプラットフォームとして、NFT市場の成長を牽引しています。
イーサリアム(ETH)の価格推移
過去の価格推移
2016年から2022年までのイーサリアムの価格は、大きく変動してきました。
2017年には、仮想通貨バブルの影響で急騰し、1,400ドルを超える価格を記録しました。
その後、バブル崩壊により価格が下落しましたが、2020年以降は再び上昇傾向にあります。
2021年には、DeFiやNFT市場の成長に伴い、4,800ドルを超える過去最高値を記録しました。その後、市場の調整により価格が下落しました。
2022年には下降傾向にありました。
2023年の価格推移
2023年は、特に大きなニュースはありませんでしたが基本的に滑らかな上昇を見せていました。
イーサリアム2.0への移行が着実に進んでいることや、DeFiやNFTなどのユースケースが拡大していることから、価格上昇が起きていたと考えられます。
【6月最新】2024年最新の価格推移
2024年に入ってからは、大きく2つのトピックがあります。
1つ目は3月に大型アップデートの「Dencun」の実装が完了したということです。これによってガス代が最大で従来の90%減少すつことが可能になりました。
2つ目は5月にSEC(米国証券取引委員会)が現物のイーサリアムETFを承認しました。この承認は想定外だったことによって5月には価格の上昇が見られました。
6月現在は大きな価格の増減は見られませんが今後の動きに注目です。
イーサリアム(ETH)の今後・将来性ポイント
イーサリアム(ETH)の今後・将来性①|大型アップデート(イーサリアム2.0)の影響
イーサリアムは継続的に技術的なアップデートを行っています。
イーサリアム2.0は、イーサリアムのスケーラビリティ、セキュリティ、エネルギー効率を大幅に向上させることを目指した大型アップデートです。
3月に大型アップデートの「Dencun」の実装が完了しました。これによりガス代が従来の10分の1が実現しました。
このアップデートが完了すれば、イーサリアムの処理能力が向上し、より多くのユーザーやアプリケーションに対応できるようになります。
また、エネルギー消費量も削減されるため、環境への負荷も軽減されます。これらのメリットは、イーサリアムの価値を高め、価格上昇に繋がる可能性があります。
イーサリアム(ETH)の今後・将来性②|DeFiとNFT市場の拡大の影響
DeFi(分散型金融)は、従来の金融システムにおける仲介者を排除し、誰でもアクセスできる金融サービスを提供することを目指しています。
NFT(非代替トークン)は、デジタル資産の所有権を証明する技術であり、アート、音楽、ゲームアイテムなど、様々なデジタルコンテンツに適用されています。
DeFiとNFT市場の拡大は、イーサリアムの利用ケースを増やし、需要を高めることで、価格上昇に繋がる可能性があります。
イーサリアム(ETH)の今後・将来性③|競合ブロックチェーン(イーサリアムキラー)の台頭
イーサリアム以外にも、ソラナやアバランチなど、さまざまなブロックチェーンプラットフォームが登場しています。
そのイーサリアムより手数料・処理速度が優れている仮想通貨のことを、通称『イーサリアムキラー』と言います。
以下がイーサリアムの競合(イーサリアムキラー)の仮想通貨です。
- カルダノ(ADA)
- ソラナ(SOL)
- ポルカドット(DOT)
- アバランチ(AVAX)
- ポリゴン(MATIC)
- テゾス(XTZ)
これら競合との競争は、イーサリアムの将来性を左右する重要な要素になります。
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コインチェックは、一言でいえば利用者のレベルに関係なく使いやすい仮想通貨取引所です。
スマートフォン用のアプリに定評があり、使いやすさから国内の仮想通貨取引所アプリの中で最もダウンロードされています。
また、各種サービスも充実しており、取り扱い通貨の多さや話題のNFTアートが販売できるマーケットプレイスの開設、サポートの良さなどを考えると1位にふさわしい内容といえます。
ただ、レバレッジ取引がない点や手数料が他の国内取引所に比べて若干高い点に注意が必要です。
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運営会社 | コインチェック株式会社 |
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住所 | 〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F |
設立 | 2012年8月28日 |
資本金 | 3億8500万円 |
IR情報 | 第11期(2023年3月期)財務諸表(PDF) |
加盟協会 | 一般社団法人 日本暗号資産取引業協会 一般社団法人 日本ブロックチェーン協会 一般社団法人 日本暗号資産ビジネス協会 一般社団法人 FinTech協会 特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会 |
取扱通貨の種類 | 29通貨 |
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取り扱い通貨 | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) リップル(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) ステラルーメン(XLM) クアンタム(QTUM) ベーシックアテンショントークン(BAT) アイオーエスティー(IOST) エンジンコイン(ENJ) パレットトークン(PLT) サンド(SAND) ポルカドット(DOT) フィナンシェトークン(FNCT) チリーズ(CHZ) チェーンリンク(LINK) メイカー(MKR) ダイ(DAI) ポリゴン(MATIC) イミュータブル(IMX) エイプコイン(APE) アクシーインフィニティ(AXS) ラップドビットコイン(WBTC) アバランチ(AVAX) シバイヌ(SHIB) |
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運営会社 | ビットトレード株式会社 |
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住所 | 〒105-0003 東京都港区西新橋1-1-1 |
設立 | 2016年9月 |
資本金 | 1億円 ※2023年2月末時点 |
IR情報 | 2022年度決算公告(第7期) |
加盟協会 | 一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)第一種会員 一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)正会員 一般社団法人Fintech協会 ベンチャー会員 一般社団法人日本STO協会(Japan Security Token Offering Association)賛助会員 一般社団法人日本セキュリティトークン協会(JSTA)賛助会員 |
取扱通貨の種類 | 38種類 |
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取り扱い通貨 | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) ビットコインSV(BSV) ディープコイン(DEP) アスターネットワーク(ASTR) コスモス(ATOM) コスプレトークン(COT) ジャスミー(JASMY) ライトコイン(LTC) フレア(FLR) フォビトークン(HT) カルダノ(ADA) イーサリアムクラシック(ETC) ポルカドット(DOT) アイオーエスティー(IOST) シンボル(XYM) ビットコインキャッシュ(BCH) トロン(TRX) テゾス(XTZ) クオンタム(QTUM) ボバネットワーク(BOBA) ベーシックアテンショントークン(BAT) ステラルーメン(XLM) ネム(XEM) リスク(LSK) オントロジー(ONT) イオス(EOS) ドージコイン(DOGE) シバイヌ(SHIB) サンド(SAND) アクシーインフィニティ(AXS) メイカー(MKR) ダイ(DAI) ポリゴン(MATIC) ソーラー(SXP) パレットトークン(PLT) モナコイン(MONA) |
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【Q&A】イーサリアム(ETH)の今後に関するよくある質問
イーサリアムは投資する価値がある?
イーサリアムは、将来性が高いとされている一方で、価格変動が大きいなど、リスクも存在します。投資する際には、自身の投資スタンスやリスク許容度などを考慮し、慎重に判断する必要があります。
投資を行う前に、十分な情報収集を行い、リスクを理解した上で投資を行うようにしましょう。また、投資は元本保証ではありませんので、投資元金を失う可能性もあることを理解しておきましょう。
イーサリアムはどのように購入できる?
イーサリアムを購入するには、仮想通貨取引所を利用する必要があります。国内では、コインチェック、bitFlyer、GMOコインなど、多くの仮想通貨取引所があります。
各取引所では、口座開設の手続きが必要となります。口座開設後、日本円を仮想通貨取引所に預け入れ、イーサリアムを購入することができます。
コインチェックは、日本最大級の仮想通貨取引所の一つです。初心者の方でも使いやすいインターフェースと、充実したセキュリティ対策が魅力です。
イーサリアム(ETH)の今後のまとめ
この記事では、イーサリアムの基礎知識から技術的な展望、価格予想、将来的なユースケースまで、多角的に解説しました。
イーサリアムは、ブロックチェーン技術を基盤とした、革新的なプラットフォームです。
スマートコントラクトや分散型アプリケーションなど、さまざまな分野で活用され、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めています。
イーサリアムへの投資を検討する際には、価格変動やリスクを理解した上で、慎重に判断することが重要です。ぜひこの記事を参考にして、イーサリアムへの理解を深めてみてください。