日本テレビホールディングス株式会社は3月31日、株式会社ムラヤマホールディングスの全株式を取得したことを発表した。
同社グループは、2019年に策定した「日本テレビグループ中期経営計画2019-2021」において投資枠1,000億円を設定し積極的な戦略的投資のもと、「テレビを超えろ」をテーマに、映像コンテンツをはじめ、イベント、生活・健康関連事業など“国民の生活を豊かにする”コンテンツ・サービスを幅広く提供する「総合コンテンツ企業」への進化を打ち出している。
スポーツ・イベントや展示会・公共施設や商業施設のディスプレイ、内装・造形のリーディングカンパニー、株式会社ムラヤマホールディングスをグループに迎えて、イベント事業などインターネット社会の対極にある「リアル」の価値の向上をもってグループ全体の企業価値向上を目指す。イベント事業のワンストップでの受注体制、不動産開発における商業施設部分の内装工事による高付加価値化、リアル体験需要増やコト消費の増加を見据えたバリューチェーンの強化などのシナジーを想定している。
株式会社ムラヤマホールディングスは2017年に株式会社ライジング・ジャパン・エクイ株式会社が100%の株式を保有する形で設立された。