日本一の生徒数・N/S 高の文化祭「磁石祭 2024」生徒の協賛営業で 245 万円を獲得

学校法人角川ドワンゴ学園　N 高等学校　N/S 高第2 期生徒会　近畿地区代表　高橋 歩奈 さん

教科書を読み、テストで点数を取るための日本の教育システムに疑問を感じ、自分の好奇心や探求心を自由に伸ばせる場を求めてN 高に入学した高橋歩奈さん。国内最大運営規模のN/S 高生徒会やビジネスに触れながら将来の可能性を広げる起業部などで活動している。

ニコニコ超会議内で実施された「磁石祭2024」

全国規模で注目される文化祭「磁石祭」の活動にチャレンジした。　予算が足りず希望するゲストをキャスティングできなかったことや、企画費用、地方から参加する生徒の交通費支援に制約があることに課題を感じ、生徒会内に「学外営業部」を立ち上げ、部長として協賛金の獲得に挑戦した。3 つの協賛プランを用意し、企業には磁石祭内でのオンライン広告やCM 放送の枠を提供するなどの提案を行った。

企業協賛のために生徒が作成した提案書

「協賛金を集めて学園の可能性を広げる」と宣言した際、他の生徒からは「無理だ」と反対の声が上がった。それでも高橋さんは諦めず、粘り強く説得を続け、最終的に企業協賛の獲得に成功した。

245 万円の協賛金が集まり、その結果、ステージゲストには人気YouTuber ラムダ技術部を招き、観客を大いに盛り上げた。また、「磁石祭マスコット」のグッズ販売も成功を収め、午前中に完売するほどの人気となった。

この経験を通じ、「既存の選択肢から選ぶのではなく、自分たちの力で未来を切り開く姿勢」がいかに重要かを学んだ。学園祭は毎年次の世代の生徒へと引き継がれる。「自分が先頭に立ち、新しい道を作ることが大切」と高橋さんはエールを送る。彼女の挑戦は、次世代の生徒たちがさらなる高みを目指すための指針となるだろう。

学校法人角川ドワンゴ学園　N 高等学校　N/S 高第2 期生徒会　近畿地区代表　高橋 歩奈 さん

今年も生徒会が高橋さんたちのプロジェクトを引き継ぎ協賛営業プロジェクトを開始している。

https://nnn.ed.jp/news/blog/archives/nwbczb_ihm/