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万博開催地のメリットを最大限引き上げたい 第 1 回 大阪・関西万博 開催支援 EXPO 展示会開催宣言 (株)イノイベント 森嶋勝利 さん
万博開催地のメリットを最大限引き上げたい
第 1 回 大阪・関西万博 開催支援 EXPO
(株)イノベント執行役員 森嶋勝利さん
2025年開催の「大阪・関西万博」まで残り3年。いわゆる万博ビジネスには、各国パビリオン、企業パビリオン、またイベントなど民間参加の余地があるが、参加方法や参加企業のパートナー探しには迷う声もある。そんな情報をまとめて取得できる「大阪・関西万博開催支援EXPO」が3月にインテックス大阪で初開催される。「個社のビジネスチャンスももちろん、MICE業界全体がバージョンアップするチャンス」とも話す事務局長/(株)イノベント執行役員の森嶋勝利さんに初開催への想いを聴いた。
――初開催の背景を教えて下さい
森嶋 2019年に大阪で「[関西]統合型リゾート産業展」を開催したことがきっかけです。IRも新しい産業として、区域決定などのタイミングをみて引き続き開催していく意向です。そのような中、大阪のIR候補地・夢洲では、もう一つ大きなトピックスとして大阪・関西万博が2025年にあります。夢洲開発という視点ではIRと万博は両輪で動いていますので、もう一つの成長エンジンである万博も「大阪・関西万博開催支援EXPO」として、われわれが得意としているBtoB向けの展示会をすることで、万博開催を盛り上げようと初開催に至りました。
――東京・関東圏と大阪・関西圏では2025年大阪・関西万博への関心度の差がありますが開催地では機運は上がっていますか
森嶋 大阪経済界の皆さまは「万博を盛り上げていきたい!」と口を揃えておっしゃいます。特に、60−70代の方にとっては1970年の「大阪万博」が幼い頃の思い出に残っている方がとても多くて、ポジティブな印象をお持ちです。小さい頃、憧れた、行って楽しかった記憶としてあって、現在経営者になられている方は、もう一度万博が大阪に来るのならば、自社が「万博の役に立ちたい」、また「ビジネスとして関わりたいけれど、どうしたらいいのか」という声を頂いています。その後押しをしたいですね。
――出展者さんの傾向と特徴は
森嶋 全体で約150社になりますが、エリアは地元大阪・関西エリアの企業様、そして事業規模としては中小企業層が多く、業種ではディスプレイ・内装関連を中心に、パビリオンで使用される物品・サービス、ステージ演出、警備、清掃、人材関連などさまざまな出展が予定されています。今回は、万博開催の3年前ですので、パビリオンの建設、内装関連企業さんが多くなりました。これから2〜3回と重ねていく予定ですが万博会期が近づくにつれて販促グッズや印刷・サービスなど具体的な提案に変わっていく、フェーズに合わせた内容に変化する展示会になりそうです。
――今回の展示会には、どのように参加して欲しいと考えていますか
森嶋 まず、開催地となる地元・大阪にはこれだけの技術やサービスがあることを知っていただき、発注に繋げていただきたいですね。最新技術としてAR技術などもあれば、伝統技術としての花火なども出展されます。また、大阪は繊維の街ですから、ユニフォーム制作会社さんも。関連サービスとしてクリーニングもあげられますし、地元企業で一気通貫してオーダーができれば大阪開催での意味が出てくると考えます。開催地のメリットを最大限に引き上げることをミッションに、観光という側面もある万博に、観光以外の波及効果のメリットを少しでも多く見出せるよう、展示会という形で機会提供し、後支えできればと思います。
「第 1回 大阪・関西万博 開催支援 EXPO」開催概要
会期:2022 年 3 月15日(火)・16日(水)
*オンライン展示会:2022 年4月4日(月)~8日(金)
会場:インテックス大阪
主催:大阪・関西万博 開催支援 EXPO 実行委員会
共催:(一社)日本ディスプレイ業団体連合会
動画インタビュー
3月11日(金)12:00~配信
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