2022年4月27日、合同会社日本MGMリゾーツおよびオリックス株式会社の大阪IRの事業実施を目的として設立した大阪IR株式会社は、大阪府および大阪市とともに、「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備計画」について、国への認定申請を行った。(TOP画像はMGM RESORTS JAPANより)
「結びの水都」をIR開発コンセプトに、宿泊施設『MGM大阪』には、レストラン、プール、ショッピング、カジノを擁し、エンターテイメントを提供する。このほか、2つのホテルを合わせ、IR全体で2500室の宿泊施設を開発し、MICEゲストをはじめとした多様なゲストを受け入れる。初期投資額は約1兆800億円、年間来場者数約2,050万人、年間売上5,400億円、雇用者数約15,000人で、納付金・入場料(大阪府・市合計)は約1,100億円を計画している。
国による区域整備計画の認定、実施協定の締結は2022年夏頃と想定されており、認定されれば2023年度以降には設置運営事業の開始のため、土地引渡し・工事着工が行われる。2020年代後半には開業の見通しとなる。