火の玉Japan 廣瀨隆喜 選手 ボッチャ

【再掲】東京2020大会 パラリンピック競技大会のボッチャ個人 BC2(運動機能)で杉村 英孝選手が金メダルを獲得した。ボッチャの日本代表火の玉Japanは、団体 BC1/2(運動機能)でも金メダルを狙う。杉村選手とともにチームを牽引する廣瀨 隆喜 選手にインタビューした記事を再掲する。(取材:2017年12月 月刊イベントマー行けティング30号より)

金メダルに照準合わせ 2020 に勝利の雄叫びを

火ノ玉JAPAN(ボッチャ日本代表) 廣瀨隆喜 選手 西尾レントオール所属

リオのボッチャ混合団体で銀メダ ルを獲得した火ノ玉JAPAN。ナイスプレーの際の雄叫びでチームと観客を引っ張る廣瀨隆喜選手が、イベント業界の西尾レントオールの所属選手となり万全の体制を整えた。狙いはもちろん2020東京大会の金メダルだ

——ボッチャをはじめたきっかけはなんでしたか
廣瀨 中学校ではビームライフルを、高校では陸上競技をやっていましたが、体の緊張がではじめて記録が伸び悩んでいた時に、先生に勧めてもらいました。はじめは苦労しましたが、上達とともに2手3手先を考える面白さにはまっていきました。

——団体戦もあり、陸上と違うところもありますよね
廣瀨 選手それぞれスタイルがあって、たとえばキャプテンの杉村英孝選手は寄せていくアプローチや当てるのが得意、私はジャック(目標になる白い球)近くのボールを弾くロビングという技などパワー系ですね。選手の個性が戦術とうまく噛み合うと最大限の力がでる。これが団体戦の面白さですね。やればやるほど面白くなるスポーツです。

——廣瀨選手というと雄叫びとのイメージが強いですが
廣瀨 リオではちょっとやりすぎた感もあるかも(笑)。メダル獲得のニュース映像で流れてしまい、イベントとかでも「吠えてください」ってよく言われます。

——静かな競技かと思われがちですが、ビッグプレーがでると会場も盛り上がりますね
廣瀨 ボッチャは1球が命取りという緊張感がある分、思い描いたとおりのプレーができた時には思わず声がでます。僕らの熱いところが応援してくれる皆さんにも伝わればいいなという風にも思っています

——もっとも熱くなった試合は
廣瀨 リオの準々決勝ですね。ここで勝って過去最高の結果で東京大会につなげたいという思いがありました。リードしていた展開で最後に追いつかれて、1球ずつのタイブレークで、私が味方ボールを押して、ギリギリで勝てました。1mm 単位の勝負が続く接戦はキツイんですけどね。

——西尾レントオールの所属選手になられていかがですか
廣瀨 扱っている「スポーツコート」を実践練習に使い、大会で好成績を収めることで、お役にたてればと思っています。またレンタルがあることで、練習場所や試合場所が増えるということの多くの人に知ってもらいたいです。ボッチャ界から第一号のアスリート雇用として、下の世代に道を拓く役割だということも認識しています。

——東京大会にむけての意気込みをお願いします
廣瀨 リオで優勝したタイの実力は相当高いんです。しかし、リオを上回る結果を皆さんに期待していただいてます。自国開催はプレッシャーにもなると思いますが、多くの方々の前で金メダルを胸に表彰台の真ん中に立つ姿をみせて、パラスポーツ全体の振興につなげたいです。

——私たちも応援にいきますね。ありがとうございました。

西尾レントオールが選手契約

廣瀨選手の活躍で、ボッチャを通してパラスポーツの応援、身体に障がいのある方を応援する企業であることを広く知ってもらいたいですね。また、弊社の「スポーツコート」をはじめレンタル商材の改良や新しい製品開発にトップパラアスリートの目線でのアドバイスをいただきたいと考えています。廣瀨選手のおかげで、社内でボッチャやパラアスリートが身近な存在になっています。4x6m以上の空間とボールさえあれば気軽に、みんなでできるスポーツなので、もっと広まると期待しています。弊社でもボッチャのイベントを数多くやっていきたいですね。(西尾レントオール株式会社 スポーツ設備課 係長 堀口典亮さん)

廣瀬選手のインタビュー動画(東京2020大会サイト)
プレーの様子やおたけびも見れます

https://sports.nhk.or.jp/paralympic/video/2020-boccia-hirose-takayuki/

西尾レントオール ボッチャ

 

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