リアル空間の価値 世界観と セレンディピティ

オンラインのコミュニケーションにも慣れたいま、リアルな感覚や人から人に伝わる熱量、一体感といったココロの動きに、わたしたちはより敏感になった。それは詰まるところ、オンラインの利便性以上に求めるものがリアルにはあり、リアルが果たすべき役割を因数分解して再設計し直す機会ということなのだと思う。

自信をもって立てる舞台

㈱アディスミューズ
小澤 克幸さん

タニコー 展示ブース(HCJ2021)

クライアントから提示された課題は、

① 出展コンセプトの「つなぐ」を具現化
② 参加できない方向けのデジタル展示会。

ブース内に明確な通路を設けて大胆に交差。密を避け、安心してブース内に入れること、視覚的にも人と人とが集う場であることを意識させた。オンライン上でも展示空間を共有。リアル、オンラインの両面で出展者と来場者を「つなぐ」、人と人とが複層的に繋がれる空間をつくった。

関係者全員が安心・安全を感じ、胸を張って会期を迎えられことも重要な課題。ブースは主役である出展者が存分に活躍するための舞台。自信をもって舞台に立てるよう心がけた。

アディスミューズのWebサイト

特集「リアル空間の価値 世界観とセレンディピティ」の他の記事を読む

1 その空間で過ごす時間のココロ価値を上げる」  4Hearts 大髙啓二さん
「空間デザイン思考とオブジェ思考」SUPER PENGUIN  竹村 尚久さん 
3「こころの動きをデザインする共感のしかけ」タケナカ長崎 英樹さん
4「「空間づくり」×「化学」が生む新しいリアル体験の価値」三井化学x丹青社
8「来場者視点を分析」George P. Johnson 八幡 佑希さん
9「試飲と展示が一体に」ボックス・ワン 伊藤賢治さん

 

 

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